伯耆備後紀行


 2022年はいろいろと調整がつかず、年始に近所の温泉宿に泊まりに出かけたくらいしか旅行っぽいことができずに1月が終わってしまった。中旬に家族が例のウィルスに罹患したこともあって、外出そのものを制限されてしまった。あまりずるずると後ろに伸ばすとチャンスを失いそうだったので、2月最初の週末に狙いを定めて得点マイルのボーナス路線をチョイスした次第である

<2022/2/5>

 5時起きで出立してきた
 最寄り駅の高尾から快速電車に揺られて八王子へ

 都心に出るにはそのまま中央線快速電車でもちろん問題はないのだが、それでは旅気分が盛り上がらないので、八王子始発の特急電車に狙いを定めた
 前年の3月改正までは高尾始発だったが、以降は八王子始発に変更された成田エクスプレスである

 豊田から回送されてきた成田エクスプレスのE259系。上りのあずさやかいじがない時間帯なので貴重な特急列車だ

  八王子→東京:モハE258-19 6:27発 2207M 特急成田エクスプレス7号「成田空港」 2号車5D 普通車指定席


 朝焼けの浅川を渡って加速してゆく。土休日のこの時間は優等列車の選択肢がない。平日なら特急はちおうじや京王ライナーと選択肢はたくさんある
 貴重な国分寺、吉祥寺停車の特急だが、乗客は多くない。あずさ、かいじの東京行きとは異なり、新宿では湘南新宿ラインのホームに入る。そのまま山手貨物線をぐるっと回って大崎、品川周りで東京駅地下ホームへ。かつては品川にも停車したので、羽田に出るには更に便利だったのだが・・・・・・

  東京→品川:モハE234ー1105 7:33発 621S 普通「逗子」

 東京駅地下ホームに入るので、品川に戻るには横須賀線がちょうどいい。さらに丁度よいことに乗ったことがないE235の総武横須賀仕様、1000番台であった
 これがE235でなければ京浜東北あたりで浜松町に出て東京モノレールに乗るつもりでいた

  品川→京急蒲田:2143 7:47発 快特「三崎口」

  京急蒲田→羽田空港:3155-8 7:55発 エアポート急行「羽田空港」

 京成の空港連絡専用車は最近よく乗るな

 全国的に不安定な気候なので土曜日とはいえ人気は少ない羽田空港第2ビル出発ロビー
 さっさと保安検査場通過して搭乗ゲートへ

 ローカルフライトなのに珍しくど真ん中の便利な60番ゲートから出発するようだ
 近隣の鳥取便は大雪の為に天候調査が付いているが、こちらは特に制限なく飛ぶみたいだな

 シップはすでにゲートに据え付けられている。コロナの影響で国際線の使い道が殆どなく最近は専ら国内ローカルを飛ぶA320neo。去年も乗ったけど、こんなに国内線で乗れるとは思わなかった
 レジはJA212A。まさかの初めて乗ったA320neoだ。2017年の3月に導入されたばかりのピカピカの時代に乗った

 2日前のアップグレードが効いたので、プレミアムクラスに変更。

 米子は初めてのディステネーションなので、左右どちらの機窓が楽しいかわからないね

 東京・羽田→米子・鬼太郎:NH383 9:15発 A320-200neo JA212A 2K(プレミアムクラス)

 2017年の3月。成田~仙台で乗った初めての320neo機。前回も大体同じ位置に乗った。この2Kには妻が、となりに私
 日本海側は荒天が予想されるので乗客は出控えているのか多くはない。ローカルでも最近は満席が多いプレミアムだが、今日は隣は空席だ
 時間通りにプッシュバックエンジンスタート。東に向かってタキシーしてゆく

 JALの特別塗装機が見えた。B767-300ER、JA656J「日本博」ステッカー付だ

 整備エリアにはエンジン問題で飛べなくなったB777がたくさん留置されている。少しずつ退役しアメリカに送られている(整備回送に付き特別にフライトが許可されている)ためグランドしている機体も少なくなってきている。2013年導入でまだ新しい、スターウォーズカラー、C3-POカラーのJA743Aも飛べないままだ

 Cランを北にテイクオフ。いったん東に旋回したのち、更に左旋回で西へ

 東京と神奈川の境目辺りを西へ向けて上昇してゆく。自分の住んでいるエリアが見えると嬉しいよね

 南アルプス上空。北側は雲がべったりしてきた
 
 機内食はサンドウィッチとスープ。サービスがすぐに終わってしまったので、今日は追加でおかしも出てきた♪

 ちらっと下界が見えたけど、殆どどこだかわからない。丹波地方かな・・・・・・・くらい
 今日は富士山の北側で山梨、長野南端、岐阜、滋賀を越えて、京都から日本海方面へ鳥取の手前で日本海上空に出るルート

 雲の下に出てきた。白波蹴立てる日本海が見える。まっすぐ降下しながら西へと進んでゆく。

 島根半島の東端。美保関が見えてきた。そのままサークリングしないでダイレクトに着陸するようだな

 弓ヶ浜半島に差し掛かる。遠くに境港の街が見える。半島に入ればもうすぐにタッチダウンだ

 初めての米子空港ランディング。C-2の列線が見える。こんなにたくさんのC-2をいっぺんに見たのは初めてだ。今日は土曜日なので自衛隊はフライトもなく静かな様子

 この角度でしか撮るチャンスがなかった2021年の10月から試験運用を開始したKC-46Aの1号機。6機が導入予定で、既に運用されている4機のKC767と併せて10機が展開される。KC-46Aからはプローブ&ドローグ方式を採用したことでUH-60JやMV-22、F-35B等への給油が行えるようになり作戦展開に自由度が増した
 
 境港あたりは青空がのぞいていたが、こちらはかなり雪が降っている。窓枠にも積もり始めた

 米子鬼太郎空港到着。山陰地方の空港はほとんど利用したことがない。この米子が初めてで、鳥取、出雲、隠岐、萩石見と未利用空港が犇めいている
 米子、鳥取ともに東京便しかないので個人的にはなかなか利用チャンスに恵まれない

 鬼太郎ラッピングのリムジンバスで米子駅へ出る。徒歩で米子空港駅へ行き、境線で出る手もあるが、この便の到着時間周辺にちょうど良い列車が設定されていなかった。アクセス駅としてはマイナスだよな、これ・・・・・・

〇 米子空港→米子駅:日の丸自動車 10:55発 空港リムジン「米子駅」


 弓ヶ浜海岸まで出て、国道を南下するようだ。影響が出るような天気ではないが、雪は降り続いている
<米子>

 40分ほどで米子駅に到着した。立派な駅ビルは改築工事の為に取り壊されており、職員詰め所の一部を駅施設に充てて仮営業中のようである

 乗車予定の列車までは小一時間あるが、とりあえず改札をくぐった

 にゃーご米子
 改築工事で外に売店らしきものも見当たらない(待合室の中にあったかも?)、ホームの駅弁屋もなくなっている。あてにしていた食事は鳥取までお預けだな、これは

 久しぶりにみた国鉄型特急電車、381系。1014Mやくも14号岡山行き。4両編成の短い列車
 長らく381系が孤軍奮闘しており、雷鳥や北近畿から国鉄型が消えてからは唯一の国鉄型特急だったやくもも、とうとう新型のデビューがアナウンスされた
 日本初の振り子式特急電車も引退まで後僅かである

 0番線で発車待ちするのはキハ40 2094ねずみ男列車、1641K普通列車境港行
 2006年に境線乗った時はこの2094だったが、ラッピングはネコむすめ列車だった。割と最近、ねずみ男になったようだ

 山陰線上り普通列車236K倉吉行。キハ121-2。山陰線のこのあたりでしか乗れないキハ126系。この列車で倉吉まで行っても行程上は問題ないんだけどね
 2000年から2003年にかけて、2両固定のキハ126と単行運転可能な121が合計29両製造された。山陰線の高速運用に耐えられる足回りと、特急型であるキハ187との共通性を持たせた設計。これがJR西日本の標準型になるのかと思いきや、山陰地区への投入だけで終わっちゃったな
 この後更新された姫新線なんかはここオリジナルのキハ127系をまた少数製造して国鉄型を置き換えている。キハ120みたいに広範囲に同じ毛列を投入する、ということを止めたのかね

 かといって、新系列車ばかりがはびこっているわけではない。むしろ、国鉄型のキハ40系列がまだまだ幅を利かせているのが伺える米子運転所。でも、ほとんどキハ47だな。キハ47は側扉の構造上デッキを設置できないので、暖かい地方に集中して投入されたのがわかる

 伯備線、生山からの285M。山陰線に乗り入れて出雲市の先、西出雲まで行く。115系の短編成改造番台もともと中間車ユニットだったものに運転台を取り付けている。こちら側はクモハ115-1505

 キハ47 28と並んだ285Mの出雲仕方先頭車、クモハ114-1102。こちらは非貫通平面で103系高運転台みたいな前面に。特急電車は新型の投入がアナウンスされたが、電車はまだまだ115系が使われそうな伯備線

 跨線橋の上からキハ47と115系。キハ47は西出雲からの132K

 倉吉からの235Kキハ121-5

 ちょっとウルっとくるよね・・・・・・

 12時過ぎに運転所から回送されてきたキハ187

 トップナンバーだ



  米子→鳥取:キハ187-1 12:17発 2008D 特急スーパーまつかぜ8号「鳥取」 1号車5D 普通車指定席

 今日は自由席2両、指定席1両の3両編成。収まるのはトップナンバー車だ

<伯耆大山>
 貨物はEF64 1045。国鉄色
<大山口>

 交換待ち。4分停車。対向列車がちょっと遅れているらしい

 米子は晴れ間が見えてたのに、3駅来ただけでこの荒れ模様だ
 2005Dスーパーまつかぜ5号と交換して発車
<下北条~倉吉>

 風力発電所が見える。日本海側は風が強い土地が多いのか風力発電所が多い
<倉吉>

 倉吉に到着。殆ど下車した

<泊~青谷>

 日本海も荒れているな
<湖山~鳥取>

 鳥取運転所が見えてた。ラッセル車が待機している

 もうまもなく鳥取に到着だ
<鳥取>
 
 鳥取に到着したスーパーまつかぜ8号

 ようこそ鳥取へ。米子もそうだけど、2013年の春に来て以来だから、すごく久しぶりね
 展示されているのはしゃんしゃん踊りにつかう、しゃんしゃん傘。外側の紅白を砂丘、青で日本海、銀は魚、金色で賑わいを表しているそうだ

 砂丘の砂で作った因幡の白兎。サメとウサギと、大国主
 うしろはC59の模型。米子機関区で図面から起こして制作したとのこと

 米子よりも大雪警報が出ていた鳥取。駅前も点字ブロックのところしか除雪されていたない
 
 かに寿司しか弁当なかった・・・・・・。もともとコロナウィルスのせいで観光客減っているから製造数も絞っているんだろうな
 とりあえず、駅弁だけど蟹を食べられたので良しとするか

 城崎温泉からの山陰本線下り533K、キハ47以下の2連。ここから東、電化区間の始まる城崎、豊岡辺りまではまだまだキハ40の牙城である

 中線で待機するキハ126-15以下2連。名探偵コナンラッピング

 運転所からキハ187が回送されてきた。乗車するスーパーいなば6号に充当されるキハ187-1504以下2連

  鳥取→郡家:キハ187-1504 14:00発 76D 特急スーパーいなば6号「岡山」 2号車9D 普通車自由席

 いなばは初めて乗る。郡家まで8分、ひと駅。特急券代払ってまで乗る人間はまずいないであろう。10分後に普通列車があるしね

<東郡家~郡家>

 到着が近くなってきたので、前方デッキへ。立って眺めていれば案外長めがいいな

<郡家>

 郡家に到着。発車してゆくスーパーいなば6号
 当然ながら降りた人間は私一人きりだ

 特急券奮発してねん出したわずかな時間で記録作業

 1番線にはすでに若桜行きディーゼルカーが据え付けられている
 茶色でシックな塗装のWT3001だ。もともとは開業時に用意されたWT2500形であるが、機器の老朽化から2002年に更新改造されWT3000形となり、更に2019年には更新改造がされ、ここで観光列車「八頭号」となった
 WT2500は国鉄若桜線から第三セクター転換に伴い、新潟鉄工所で制作されたNDC、地方線区向けのいわゆる軽量ディーゼルカーで、WT2501~04までの4両が導入された。当時はそれぞれ、「さくら1号」から「さくら4号」までの愛称がつけられていた
 

 反対側も撮影しておこう

 途中で折り返したりする便はないので、郡家⇔若桜か、たまに鳥取まで直通することが解るサボ

 「八頭」は沿線の八頭町から取られた。2016年にWT3000型3両は沿線自治体に無償譲渡され自治体が車両の維持管理を行い、若桜鉄道に貸し出すことで運行をするかたちに変更された。これによって若桜鉄道側での維持管理費の削減が図れ、会社維持がしやすくなったと言えよう
 4両あったWT2500は3両がWT3000に更新され、更新されなかった1両、WT2502は2003年に廃車になっている

 車内に入ってみよう。
 2019年の更新で水戸岡鋭治氏デザインの昭和をモチーフとした観光列車化された。床や窓枠など随所に木材を使用し、シートモケットなども変更されている。ロングシートとクロスシートの混合だった客席デザインは変わりないが、ロングシートは一部が円弧を描くようなデザインに変更された

 BOXシートは固定式だが席間には大型のテーブルが配され、イベント時には重宝されよう。もっとも、こうしたデザインは通勤通学輸送には向いているとは言い難く、この路線の性質を暗示しているともいえる

 若桜までの切符を所望したら、「往復ですか?」と尋ねられた。その通りと返答すると出てきたのがこちらの切符。1日券買ったほうが単純往復でも安くなるんだって。まえに和歌山電鐵乗った時も同様のやり取りしたな

  郡家→若桜:WT3001 14:26発 1357D 普通「若桜」

 鳥取発10分後の普通列車で来ても乗り継ぎはできるが、接続時間が2分しかないので席が取れるか不安。乗車券を手配できないっていう心配があるので投資してでも先行の特急に乗ってきた

 先行する因美線のキハ47を遠くに見ながら郡家を出発。因美線と別れて左の山中へと進んでゆく
<八頭高校前>

 因美線と別れて、すぐに最初の停車駅。郡家~八頭高校前間は運賃が100円と日本で一番安い区間である。2007年まではこの区間は60円で日本で一番安い区間だったが、経営改善の為に100円に値上げしたことで北大阪急行の最低運賃80円を越えてしまい2位に陥落。しかし、2017年には北大阪急行が100円に値上げしたことで再び1位タイに戻っている
<八東>

 雪が深くなってきた沿線唯一の交換駅。貨物ホームにはワフ35597が静態保存されている
<丹比~若桜>

 細見川

 八東川と立て続けに渡る

 山裾に集落が見え始めた

 山裾にへばりつくように、古い街道沿いの集落なのかな

 架道橋を渡って街中へと入ってゆく
 家が密集してきた、若桜の街中へと入ったようだ

 大雪警報が出ていただけあって、家々の屋根には数十センチの積雪が見られる。列車は減速を開始し、まもなく若桜駅構内へと進入した
<若桜>
 
 雪に埋もれた若桜駅に到着したWT3001
 若桜まで乗り通して、若桜鉄道完乗。鳥取県最後の1線で、山陰地方もこれで未乗線区は無くなった。中国地方まで広げると、残るは山口県の錦川鉄道を残すのみとなった

 構内には体験運転用のDD16 7とC12 167が留置されている。C12はコンプレッサーからの圧縮空気を使用して運転される。車籍は有しておらず、現在は若桜駅構内の限られた部分でしか運転できないが、将来的には本線運転を目指していると言われている
 2015年には社会実験として八東~若桜間でDD16牽引の上、12系客車と連結され本線運転が行われた。当時からC12は車籍を有しておらず本線を線路閉鎖して事業用車両として運転されている
 DD16はもともと規格の低い簡易線向けに製造された軽量ディーゼル機関車で1971年から75年にかけて65両が製造された。使用される線区が限定されているうえ、製造されたころにはローカル線での客車、貨車の運行が激減していたので少数の製造で終わり。製造後も用途を失うのが早かった形式である。関東近辺では小海線の活躍が有名で、JRになってからも中央本線から直通する電車の牽引に用いられるなど話題を振りまいた機関車である
 ここ、若桜鉄道に来た7号機は国立にあった国鉄総研、現在の鉄道総合技術研究所内で使用されていたもので、2012年に若桜鉄道に譲渡されている

 本線での客車列車運転用に準備された12系客車3両とモーターカー。ラッセルヘッドがついており、今期の大雪ではそれは活躍したことであろう
 12系客車は2011年にJR四国から購入された。観光列車運転用として導入されたが、本車両を本格的に活用した観光列車運転にはまだ漕ぎつけていない。若桜線で客車列車が運行され始めたらまた来たいね

 1930年昭和5年に隼駅から延長され若桜線が全通した際に建築された駅本屋。2008年には登録有形文化財に指定されている。鳥取県最東端の駅となる

 人気のない若桜の街を一瞥して駅に戻る。左手の観光案内所にも人気はない
 
 駅舎は古いながらも、それを活かしつつ改装されてい使用されている。駅舎の東側にはレトロ喫茶が営業中

 ホームは駅舎側の一線のみ。ホーム上には大活躍している小型除雪機がしばしの休憩中
 
 むかしながらの国鉄の駅って感じ。旧駅が残っているところは全国にまだまだあるけど、ここは本社併設で駅掛員が常駐しているだけあって綺麗に整備されている

 使われなくなったタブレット閉塞機が保存・・・・・・展示?されている。スコップの持ち手、根元の辺りから引き出しが出てきて、通票が取り出せるようになっている

 駅舎から少し離れて建つ小屋。いわゆる油庫か。灯油らしきものがある。、ポンプが刺さっているドラム缶は除雪機の燃料かな?

 柱に直接埋め込まれた碍子が時代を感じる。電線は蛍光灯に繋がっているので現役だろうか

 柱に電線が直接触れないだろうから安全と言えば安全か

 WT3001がそのまま折り返すのかと思ったが、帰りは郡家方に1両増結された
 WT3301「隼」号だ。次の列車は鳥取まで直通するので2両編成にするのだ

 カワサキGSX1300Rハヤブサのラッピングが車体全体に施されている。途中駅の隼駅がライダーの間では聖地とされていることからコラボがなされた
 WT3300はWT2500の更新工事中に車両を確保するために製造された。2500とは異なり車体はステンレス製でオール転換クロスシート

 連結状態確認。ブレーキ管接続ヨシ

 転換クロスは良いけど、窓割とはあっていない。中央の左右2脚は回転式で、この部分は横向きに固定でき、中央にテーブルを置いて囲み座席とすることができるそうだ

 洗車台にはWT3004「若桜」号

  若桜→郡家:WT3301 15:13発 1340D 普通「鳥取」

 今度の列車は因美線に乗り入れて鳥取まで行く。JR直通列車は輸送力が期待されるので2両で走るのだろう。もちろん増結された隼号に乗る
<若桜~丹比>

 雪の中の若桜駅を発車

 もう二度と来なさそうな若桜町に別れを告げて・・・・・・

 こんな雪景色の山間の小さな町が見れて幸せだ

 対岸に小集落が見える。この辺りまでが若桜の街で、ここからは八東の街

 目の前の山裾は大きく切り取られて地肌がむき出しに

 少し回り込んでもう一枚。石切り場なのかな
<丹比~徳丸>

 山が開けてきて雪原を走る
<安部>

 ここも古い駅舎が残っている
 19991年12月公開の「男はつらいよ」シリーズ44作目、「寅次郎の告白」の舞台となった駅だ。記念碑と植樹もあるそうだが、車窓からはわからなかったな
 安部という地名は付近にはなく、近隣の「日下部」と「安井宿」が駅名争奪合戦を繰り広げた結果、両地区の1文字を取って駅名とされた
<郡家>
 
 2時間ぶりくらいに郡家に戻ってきた。接続の智頭行普通列車が客待ち中。鳥取方面の接続は特急が先行するため乗ってきた直通鳥取行はここで小休止
 私は郡家から岡山までこの後のスーパーいなば8号の指定を持っているのでしばし、待機

  郡家→智頭:HOT3504 15:48発 637D 普通「智頭」

 JR線内しか走らないけど、車両は智頭急行のHOT3500の2連
 先述の通り、スーパーいなばの指定席持っているけど、時間がしばらく空くので、気分転換に普通列車で先に進んでみる
 交換の特急スーパーはくと7号が7分遅れているため、2分延発
<郡家~河原>

 因美線は南の岡山に向かって走るが、この辺りは右往左往と曲がりくねって走っているため、この写真では北を向いている

 夕方少し前の列車は殆ど乗客がいない
<河原>

 駅名標が目の前にあったので一枚

 河原、国英、鷹狩、用瀬、因幡社・・・・・・次は終点智頭。乗客は増えなかったけど、因幡の山里の風景がゆっくり見れたので普通列車でちょっと先行したのは正解だったな
<智頭>
 
 智頭に到着。降りたことないだろ、と思って普通列車で先行してきたけど、因美線で津山に出たときにここで乗り換えしてるね


 津山からの680Dが到着。キハ120-338だ。今回の旅では唯一見かけたキハ120

 しばらく時間があるので駅の外に出てみた

 この地域の中心の街、その駅なのだろうけど、ここも人気はないな・・・・・・

 駅前通りの正面を見ると、丘の上に天守閣みたいなものが。一見して本物のお城ではないことは解るが、愛宕公園という公園なのできっとトイレか何かだろう

 することもないので駅に戻ってきた。JR智頭駅は2面3線の長いホームがある。見えないけど、左奥に別に智頭急行の智頭駅がある。直通列車はJRホームから発車するが、智頭始発の智頭急行普通列車は連絡改札を通って専用ホームに行かなければならない

 郡家、鳥取方。今も昔も岡山と鳥取を結ぶ重要線区なのでローカル線と紙一重の輸送密度だが、相応に立派である。もっとも、立派なのは智頭と鳥取の間だけで、智頭から南、津山方面の凋落は語るべくもない・・・・・・
 かつては急行砂丘、みささ、みまさかと言った優等列車が姫新線、津山線、因美線を経由して大阪、岡山から多数が運転されていたが、それが智頭急行開業とともにルート変更されてから、このすべての路線がローカル線に転落している。特に因美線の津山~智頭間は酷い。列車は単行気動車が一日7本。途中の交換駅も悉く廃止され、職員の数もめっきり減った
 1978年の時刻表を見ると、岡山からの急行砂丘は単独列車が2往復。大阪からのみささが1往復。津山で併結した砂丘・みささが1往復と4往復の優等列車が走っている。津山で砂丘2号と併するみささ2号は津山まで姫新線をそのまま進む急行みまさか2号と併結して運転されていた。更に急行の間合い列車で普通列車でもグリーン車を連結している列車も存在している
 智頭急行開通で特急列車化、本数増加など便利になった部分もあるが、沿線の町々ではかえって不便になったところも散見される
 そんな昔昔を偲んでいると、駅舎から年配の掛員さんが顔を出し、列車の遅れを伝えてきた
 乗車予定のスーパーいなばは因幡社~智頭間で鹿と衝突して安全確認中とのことだ。以降の遅れが見込まれる。列車無線が聞こえる改札付近で聞き耳を立てる

 発車時刻から10分ほど過ぎたころ。2両連結のスーパーいなば8号が姿を現した

 駅構内に進入し、ホームの手前で一旦停止。無線で交わされていた通り、あの位置で車両点検をするようだ

 女性運転士が下りてきて、正面スカート、左右の台車周辺を見て回る。連結器はスプリングやダンパーで正面位置に来るように調整されるはずだが、少し、右を向いて止まっている。ほぼ正面でぶつかったんだろうな
 冬場は特にそうなのだが、シカなどの野生動物が鉄分を補うために鉄道のレールを嘗めにくる、と言われている。あるいはそうした行動かもしれないし、たまたま線路横断中に出くわして接触しただけかもしれない。完全にぶつかるとかなり広範囲に壊れたりするが、機械的にはほぼ故障や破壊は内容に見受けられるし、動物の「残り物」も無いようだ

  智頭→岡山:キハ187-503 16:52(17:06)発 78D 特急スーパーいなば8号「岡山」 1号車1D 普通車指定席

 結局、14分延発。ブレーキがやられてたりすると運転継続困難になり大幅な遅延と予定変更をしなければならないところだが、このまま通常運転を行うようだ
 薄暗くなってきた智頭急行線内を最大速度ですっ飛ばし、途中、車両基地のある大原、姫新線との接続駅佐用に停まり、そろそろ外が見え難くなってきたころ合い、久々に電車の架線柱が近づいてきた
<上郡>
 接続の相生行は待っていてくれた。一番最初の予定では、相生行に乗り継ぎ、相生で新幹線ひかりに乗り換えて新大阪、更にくろしおで阪和線方面に・・・・・・と考えていたが2日程前に予定を変更していた。恐らく新幹線への乗り継ぎは出来なかったであろう

 ここからは進行方向が変わって、一番前に
 上郡出発時はぎりぎり光があったが、ここからは越え。すぐに外は見えなくなり、車内の灯りで時折見える信号機の光しか判別できなくなった。それでも通過する駅はホームの照明でわかるが、それが何駅なのかまではわからない

 岡山には12分遅れて18:23着予定。通常は接続する18:23発東京行のぞみ50号は接続なし。後続、18:33発の52号に接続。下りは18:23発の博多行のぞみ43号と接続を取る。同じ発車時刻なのに、下りだけ接続取るのは、下りは関ケ原の雪で徐行運転したため、新幹線にも遅れが生じているからだ

 到着直前、姫路方の引き上げ線に新型検測車を捕捉。あの、屋根の上の大量のカメラを載せたDEC741だ。このご時世でもあんなに観測用カメラ載せなくちゃダメなのか?と疑問符がつく検測車だ。レーザーセンサー的なやつを全周囲に出せるくらいの技術はないのかな
<岡山>
 岡山も雪が舞っている。瀬戸内側は大丈夫だと思っていたのだが

 アクシデントはあったが、無事に岡山に到着したスーパーいなば8号のキハ187-503

 四国連絡の23M特急しおかぜ23号は新型8600系、8603。これに乗れば21時半には松山着けるな・・・・・・なんて頭を過ったが、大丈夫、予定通り新幹線乗り換え改札に向かう

 上りの新幹線はこだま858号新大阪行ひかりレールスターだ
 
 私が乗るのはこちら。新大阪から博多まで各駅停車の500系新幹線こだま865号

 V8編成だ。500系は久々に乗るな。まぁ、500系に乗りたいので大阪ではなく更に西へ行こうと思ったんだけど

  岡山→三原:526-7208 19:03発 865A こだま856号「博多」 6号車12A 普通車指定席


 6号車は元グリーンなので8両化格下げ時にも2+2列のゆったり4列

 20分遅れの、のぞみ45号退避のため7分延発
 
 この時間ではほとんど駅弁も売り切れており、岡山らしいくて食べたことなかった駅弁は「いいとこ鶏」弁当しかなかった

<福山>

 倉敷も福山も雪が舞っている
<新尾道>
 プチ下車

 新尾道は初めて降りたね

 ここも結構雪が舞っている
<三原>

 岡山から1時間程で三原に到着。今回新幹線はここまで

 丁度上りホームにはひかりレールスターが来たので並びで一枚

 ノーズ部分を重ねてもう一枚

 在来線に乗り換えるよ。ここのピクトグラフは相変わらず100系新幹線が現役だし、

 在来線側は湘南色の111系が現役だ。113系でも115系でもなく、111系だろう。これは
 
 丁度ホームには4416M普通列車福山行の113系が

  三原→西条:クモハ227-61 20:14発 345M 普通「岩国」

 本日最後のランナー

<西条>
 
 西条に到着したクモハ227-61

 今夜は西条泊り
 
 駅前のホテルだが、駅と反対側なので線路は全然見えないな。さっさと寝よう・・・・・・


<2/6>


 東横インにお世話になりました

 予報ではそんなに積雪の話してなかったと思うんだけどな・・・・・・

 夜中に降り続いたのかうっすらと雪化粧
<西条>

 中線には貨物列車。鹿児島発名古屋ターミナル行の1062レ

 粉雪降る中発車してゆく広島行301M

 一本行ったかと思ったらもう次が来た。到着してすぐに後補機切り離し作業にかかる、佐賀の鍋島発百済ターミナル行1086レ。補機はEF210-314号機

 片方の尾灯だけ点灯して10mほど後退したEF210-314。この後は単機で広島貨物ターミナルまで戻る
 予期していなかったが、後補機の運用も撮れたので良しとしよう

  西条→白市:クモハ227-35 6:33発 302M 普通「糸崎」


 夜明けが近づいてきた白市駅前。すぐの連絡でバスに乗る

  白市駅→広島空港:芸陽バス 6:45発 「広島空港」


 広島空港に到着。標高が高いので当然雪がある。こんな早い時間の広島空港に来るの初めてだな

 とりあえず、展望デッキに上がってみよう。こんな真っ白な広島空港も初めてだな。ちょっと東北の空港みたいな感じがするな

 朝一の東京行きは昨晩の最終便で到着した機体がオーバーナイトステイして充当される。A320-200neo、JA218Aだ

 広島→東京・羽田:NH672 7:50発 A320-200neo JA218A 2A(プレミアムクラス)

 出発ロビーは閑散としたまま、搭乗が始まった

 PAXは全体で10数名。プレミアムクラスは自分一人きりで貸切だ

 7時40分にはドアクローズして、搭乗橋が外された

 7時45分にはプッシュバック開始。まだ到着便がないのでランプは綺麗な雪原だ

 もう1機は沖縄辺りから来たやつかな?B737-800だ

 朝陽も上がってきた。すぐに溶けちゃうな。こんな雪原見れるのも朝のこの瞬間だけだっただろうな

 ランウェイを西向かってエアボーン。雪が残る広島の山峡が見える

 旋回して北側。山陰に近い側は雪もしっかり降ったのだろう。雪がしっかり残っている。西日本の、それも瀬戸内に旅行に来てこんなに雪に触れたのは初めてであった

 一人きりでもちゃんと機内食はでるよ。しっかりしたごはんが出てきて嬉しい。朝定食って感じ。暖かい味噌汁が良い

 琵琶湖の南側。彦根辺りは雪が酷かったそうだが、南側は全然積雪無いな

 名古屋を越えて、駿河湾上に飛び出した。見ての通り、関東方面は快晴だ。富士山も下までくっきり見える

 更に近づいてもう一枚。三保の松原と富士山
 
 伊豆半島の先っぽを掠めて降下してゆく。なんでこんなに綺麗な円錐形なんだろう?っていう感じの大宝山がよく見える

 三浦半島を回り込みながら、北へ旋回

 久里浜港に入る東京湾フェリー
 木更津まで北上し、左旋回。アプローチラインに乗る。A滑走路にランディングした

 昨年末に導入されたばかりのGEエンジン搭載のB787-9の1機、JA837A。今日はB滑走路わきの駐機エリアに待機