道南陸奥紀行


 しばらく有休消化をしていなかったので、消化を兼ねて4連休を確保した。6月の北海道なら梅雨の影響もそれほどないだろう、と思って候補地として選んだが、近年は北海道でも梅雨に等しい長雨の季節。吉と出るか否か。昔は6月の北海道なんて梅雨がないので旅行のハイシーズンだったのだが・・・・・・6月と言えばもう日本全国どこでも熱い昨今、少しでも涼しい方面へと逃げたいのが人情だ・・・・・・そんなわけで、北海道を選び、北海道新幹線開業で去就があやしい函館本線山線、まだ乗っていない長万部~倶知安間乗車を第一目標に旅程を組んだ

<2022/6/27>

 4時丁度起床。4:25に車を発車させ、中央道~中央環状線経由で5:18には羽田空港に到着した。家から空港P3駐車場まで正味55分だ。この時間帯ならこの時分で到達できる

 電車ならあと45分はかかるところだが、5時半には羽田に着けた

 旅客数は日ごとに伸びているが、さすがに5時半とあっては人影もまばらな第二ターミナル。平日ということもあるけど
 余裕があるので展望デッキにでも行こうかと思ったが、早朝過ぎて機体の動きは無さそうなのでゲートに向かうことに。保安検査場もスイスイ通過
 殆ど店も開いていないので、自販機でワッフルとオレンジジュース買って朝食

 6時過ぎたら売店が開き始めた。禰豆子ちゃんのポップがお出迎えしてくれる

 そして、搭乗便のシップはというと!これだ!!やったぜ鬼滅ラッピング
 1月から飛んでるJA616A「鬼滅の刃 じぇっと -壱-」に続いて、3月末に発表、4月から飛び始めた「弐」の方だ。同じB767-300ERでレジはJA608A

 9人の「柱」がラッピングされている。ポートサイド(左)とスターボード(右)でデザインが違う。この位置からだと左は見えないな・・・・・・
 就航当初は壱、弐とも特別ダイヤで公開されていたが、現在はB767が就航できる全路線にランダムで就航しており、充当便を探し出すのは困難。基本的に「運」である。まぁ、こうゆう時の引きは結構良い方なんだよなw

東京・羽田→札幌・新千歳:NH051 7:00発 B767-300ER JA608A 2A(プレミアムクラス) “鬼滅の刃 じぇっと -弐-”

 608Aは去年の10月に大阪に飛んで以来。こうしたラッピング系のスペシャルカラーは2016年の夏に広島から乗ったスターウォーズジェット以来かな
 7時定刻に53番スポットをプッシュバック。南向きに離陸するので、一番近い16Lを早くも離陸

 東京湾上を左旋回し、北へ向けて上昇してゆく。関東は今日も暑そうだ。北はどうかなぁ

 那須上空。雲が出てきた。上も雲だ。ここから先、東北方面は曇り空。上層の雲を抜けて晴天下へ。3万メートル以上でも揺れがあって、最終的にさらに高度を取ってMAX4万1千メートルまで上がった

 プレミアムクラスなので食事が出る。朝食なので軽め。サンドイッチとスープ。サラダ
 下界が全然見えないのでフライトレーダーでなんとなく位置を追っている間に下北半島を越えて本格的に降下を開始した。雲の隙間からちらりと渡島半島が見えたが、次に視界が確保できたのは噴火湾の真上であった

 北海道に入った。苫小牧の東、勇払の上空辺り。このルートはいったん北にオーバーシュートして南向きにR/W19アプローチだな
 千歳の北で180°ターンして南に向く。そのまま新千歳空港の2本並ぶ左側の滑走路に着陸した

 新千歳に着陸。アナウンスも鬼滅の刃特別版。キャラクターの録り下ろし音声が流れると間もなくゲートに到着した

 新千歳に到着したJA608A

<新千歳空港>

 いつもあまりゆっくりしたことない新千歳空港。ここから北海道に入ることは多くても、ここから東京に帰ったことがないから滞在時間はいつも短い
 しかし、今日は予定している列車まで少し時間があるので、

 初めて展望デッキに上がってみた。東向きなので午前中は逆光になってしまうが、ちょっと撮影でもしてみようかな
 さっき乗ってきたJA608A。鬼滅ラッピングの左側。搭乗橋が邪魔だけど、ぎりぎり見えるな。出発までは相手できないのでこれで我慢だ

 隣のスポットからプッシュバックした日本航空のB767-300ER、JA614J
 スケジュールではB777だが8:50発の東京行502便だ

 ピーチのA320-200、JA15VA。レジからも解るように、旧バニラエアの機材だ。名古屋からの461便

 名古屋からのスカイマーク761便。B737-800、JA73NQ

 エグゼクティブエリアから出てきたビジネスジェット。見たことない形だ。ガルフストリームのG100というシリーズで、イスラエルのIAIアストラともいう。ガルフストリームがアストラのライセンス生産をしたのがG100という塩梅か?よくわからん種類の飛行機には違いない。このアストラという飛行機も、元はアメリカのエアロコマンダー社が設計したビジネスジェットをIAIが買い上げてウェストウィンドという機体で販売したものの発展型である
 パイロット2名、乗客6名の構成で2790ノーチカルマイル、つまり5100kmほど飛行できる。東京からならおよそシンガポールまで飛べる計算になる
 ホンダジェットより少し大きいくらいだが、2001年から2006年までしか製造されなかった。さすがに小さすぎたか?
 このC-FYLDというレジの機体は国籍からもわかるようにカナダの企業の所有である。Llatitude Air Ambulanceという企業で、名前の通り航空機による患者輸送、医療従事者輸送を行っている会社のようだ。新千歳は北米からアジアへの途中経由地に選ばれるので大型ジェットからこうした小型のビジネス機まで多くが立ち寄る

 飛んでるところは初めて撮影した春秋航空ジャパンのB737-800、JA04GR。東京・成田からの831便
 成田をベースに飛ぶLCCだが、千歳と広島、佐賀にしか飛んでいない。コロナの影響もあってか、デイリーで飛ぶのは千歳だけという極わずかな事業規模の会社だがしぶとく生き残っているな

 エアドゥのB737-700、JA14AN。神戸行の118便。エアドゥも随分西のほうまで進出したな

 同じく、エアドゥのB767-300ER、JA613A。11便で東京からやってきて、14便で東京へ戻る
 全日空、日本航空を除くと200席以上の機材を運航している唯一の会社いなってしまった。エアドゥは羽田~新千歳という世界有数の高重要路線をもっているから767でも何とかなるんだな

 日本航空、A350-900、JA07XJ。東京羽田からの503便。A35の着陸は初めて撮影したな
 と、いうところで時間切れ。20分くらいしか居られなかったけど収穫はあったな。さすがにトラフィックが多くて飽きが来ない空港かもしれない

 切符を買って、ここからはひたすら列車だ

 ホームに止まっていた快速エアポートのクハ721-4103に乗る

  新千歳空港→南千歳:クハ721-4103 3833M 快速エアポート91号「小樽」 1号車2D 普通車自由席

 
 一駅だけ乗って下車

 4003D釧路行特急おおぞら3号のキハ261-1000を撮影して、乗車列車のホームへ

  南千歳→苫小牧:クハ731-214 9:30発 2736M 普通「苫小牧」

 普通列車だが、途中にある植苗には停まらない。1日4本ある植苗通過の普通列車の1本のようだ。1日平均乗降数は60人程度なのでいつ廃止になっても不思議は無いな。南千歳と植苗の間にあった美々は2017年にとうとう廃止になったものな
<苫小牧>
 
 苫小牧に到着したクハ731-214

 国鉄型のホーロー駅名標も随分見なくなったな


 室蘭本線普通列車運用で辛うじて生きながらえている51系客車改造のキハ143-102

 キハ143-102サイドビュー。この角度で見ると、朱色に塗ればオハフ51と全く変わらないな。ペアを組むユニットはキハ143-152
 新型のH100が充足してきたら真っ先に廃車になりそうな形式だ。元々、札沼線が電化開業した際にお役御免になっていても不思議はなかった。JR北海道がもう少し財政に余裕があったら新型に置き換わっていただろうな。今はまだ2連5本10両がいるが、置き換わる時は一気に行くだろうな

 キハ143の先に止まっているキハ40 1783。ちょっと怪しい。掛員がうろうろしている

 1005M特急すずらん5号札幌行がやってきた

 すずらんは5両編成で固定されているようだ。写真の789系1000番台と785系が共通運用で使用されている

 HL1003編成。最後尾はクハ789-1003

 仙台貨物ターミナル発札幌貨物ターミナル行51レ。牽引機はDF200-114
 貨物はたくさん見かけたが、この列車しか撮影チャンスはなかった

 乗ってきた731系がほしみ行になって引き返して行くと、次の発車案内が表示された
 日高本線鵡川行だ

 しばらくすると、留置線からキハ40単行が室蘭方に引き上げ、折り返して入線してきた

 やはりさっき留置線にいたキハ40 1783だ
 さっそく乗り込もう

 運転台も撮影しておこうね

  苫小牧→鵡川:キハ40 1783 10:32発 2225D 普通「鵡川」


 キハ40久々に乗るな。東日本や東海では絶滅したしな・・・・・・
 座席は通勤改造されていない4列座席。シートモケットは昔ながらの青竹色
 乗客は8人。鵡川からの折り返しも、概ねこの顔ぶれで戻るんだろうな。女性一人は学生さんだから、地元の人だろうか

 このキハは非冷房だな
 わずかな乗客を乗せて苫小牧を発車。しばらくは千歳線、室蘭本線と並行して走る。隣の重たい貨物列車が行き交う重規格線路に比べていかにも貧弱。継ぎ目の多い線路をジョイント音盛大に奏でて快走する。北海道に似つかわしくなく暑い陽気だが、走りだせば非冷房でも涼風が入ってくる。心地よい
<勇払~浜厚真>
 太平洋が見えてくる。線路の周辺は湿地帯で路盤ぎりぎりまで沼みたいな水辺が迫っている。軟弱地盤ぽいけど、沈み込んだりしないんだろうか
 
 コロナ対策で一番下の段まですべての窓が開いているので、隙間からスマホで撮影したが、横着はしちゃいけないな。窓桟が写りこんでしまった
<鵡川>
 
 終点、鵡川に到着。日高本線も全線乗ったわけだが・・・・・・全線の8割がすでに廃止となっているので日高本線に乗った、という感慨は薄くならざるを得ない
 苫小牧からの乗客はみな鵡川まで乗り通した。途中駅から乗ってくる人もおらず。顔ぶれは全く変わらなかったな

 駅舎は構内踏切渡った向こう。地域のコミュニティセンターを兼ねている。様似まであったころは駅舎側が1番線、現在線が2番線だったが、鵡川以遠が廃止になった際に1番線が利用停止になり、2番線だった線路が1番線になった

 遠く、様似まで続いていた線路。この先は2015年から16年にかけて続いた高波、台風の影響で運休を経て、全く復旧しないまま2021年4月に廃止となった。ここから先、襟裳岬のほうに行こうと思ったら千歳で飛行機降りた時点でレンタカーだろうな
 全線146kmあったうちの8割にあたる116キロが廃止され、列車も随分少なくなった。もう日高本線ではなく、鵡川線とでも名乗れば良いと思う
 1986年までは当駅から北東へ、日高町までの富内線が分岐していた。1984年に第二次特定地方交通線に指定され、予定通りに1986年3月末をもって廃止となった。富内線の日高町駅はその先、バスで石勝線の占冠駅までを連絡しており、これが生きていれば様々な旅程を組むことが出来たのに残念である

 かつては鉄道の要衝だったので構内は広い。留置線は生きており、保線車両の基地となっていた

  鵡川→苫小牧:キハ40 1783 11:10発 2226D 普通「苫小牧」

 到着後10分と滞在せずに折り返す。折り返し苫小牧行はさっきの倍ぐらいの乗客。地元の人が10人規模で乗ってきた

<鵡川~浜田浦>

 北海道の原野っぽいものを撮りたかった
<浜田浦>

 駅の北側にある運送業者さんの敷地にあったモノコックバス。行きの車内から確認していて、帰りに捕捉できた

 東急から流れた函館バスの廃車体かと思うが、それにしては足回りまでしっかり残っている。タイヤがパンクしていないのもすごい。前ドアは開いているが、倉庫として使っている感じはない。グーグルマップで当該施設を見てみると、このバスは写っていないんだとな。てことは、少なくともこの数年内にここへ移動してきていることになる。モノコックバスのわりには結構しっかりボディも残っているし、レストアするには良いベース車じゃないかな
<浜厚真~勇払>

 荒野に灌木。人の手の入っていない原野

 厚真川を渡る

 北海道らしい広大な農地のわきを駆け抜けてゆく

 時刻通りに苫小牧に到着。3分の連絡で函館行特急北斗10号に乗り継ぐ。非常に効率が良い

  苫小牧→長万部:キハ260-1107 11:44発 10D 特急北斗10号「函館」 2号車6A 普通車指定席

 時間帯も良いのか、車内は混雑していた
<登別>

 温泉!くま!!
<伊達紋別>
 胆振線跡が別れてゆく
<伊達紋別~長和>

 有珠山、昭和新山が見えたので撮影しようかと思っていたが次のチャンスは無かった写真・・・・・・
<洞爺>

 温泉!観光客でごった返していたイメージがあるが、今日は閑散。特急列車によっては停まらないものもある
 だいたい、車で直接洞爺湖や温泉街まで行っちゃうんだろうな
<長万部>

 降りるのは初めてだね

 一番はじのホームにちょこんと停車している倶知安行普通2943D
 特急からの乗り継ぎ客を待つまでもなく、車内は満員で席は一つも空いておらず、つり革、通路も一杯

  長万部→倶知安:H100-11 13:29発 2943D 普通「倶知安」

 JR東日本のGV-E400を基本とし、北海道の事情に併せて製造されたH100は初めて乗る形式。閑散線区向けに単行から使用できる車輛で老朽化したキハ40を置き換える目的で2018年に先行車2両、2019年に量産車127両が製造され、旧型車を大幅に置き換えた。配置は旭川、釧路、苫小牧、苗穂で1~3両程度の編成を組んで使用される。今後も2022~24年に掛けて24両の投入が決定されており、恐らく道南、道央地区の在来車(キハ143なぞ最たる置き換え目標だろう)を置き換えるのに違いない。この投入によって、キハ40の運用線区は大幅に縮小され、先ほど乗車した日高本線、函館本線の長万部以南と札幌~旭川間、千歳線、室蘭本線の苫小牧以北、石勝線、根室本線の滝川~東鹿越(東鹿越以東は災害のためバス代行)、釧路~根室間、釧網本線、石北本線、富良野線、宗谷本線である。基本的に、道東、道北に追いやられたとみて過言ではないだろう。これらの路線はキハ150やキハ54も運行されており、キハ40が必ず投入されているわけでもない。それも函館本線の札幌以遠や千歳線は入出庫の為の限定運用だ
 車内は1+2のBOXシートとロングシートが前後に並んだセミクロス仕様。後ろより、ロングシート前のつり革に居場所を見つける。昼下がりの一番旅客流動が少ない時間帯の列車で、この混雑なら廃線になんかならないなw
 というのが、その日の感想なわけだが、北海道新幹線の延伸開業と前後して、長万部~倶知安~余市間は廃止となることがほぼ本決まりとなっている。現在の札幌~函館間の主要ルートは勾配の無い海線。室蘭、苫小牧を回る室蘭本線千歳線だが、新幹線は高架橋と長大トンネルを用いて短距離で札幌を目指すため、倶知安、小樽周りで建設が決まった。現在の新幹線絡みの法律では、並行在来線はJRから切り離され第三セクター方式での運営が基本となるため、再び札幌~函館間のメインルートに返り咲いた函館本線山線も地元に運営を引き継がざるを得ない
 現在では経営的に厳しくとも本線格であるので維持されてきた函館本線も利用実態ごとに分割され、特に旅客の少ない長万部~余市間は鉄道での路線維持は困難との結論が出ている。北海道新幹線の札幌延伸開業は2030年の予定だが、場合によってはそれよりも早くバス転換される恐れがある
 まださき、8年はあるとは言え、予断をゆるされない時期に来ており、景色だけは良い区間なので平日にも関わらずこんなに乗客が多いのだろうな。みんな危機感持っているので乗りに来ているのだと思われる

 満員のハイブリッドディーゼルカーはゆっくりと長万部駅構内を抜け、さっき走ってきた室蘭本線と別れる。
 倶知安までの81kmの間に8駅しかなく、駅間距離は平均で10km。人口希薄地帯なので周囲は原生林ばかり。この区間である程度の規模の街は札幌への始発列車がある蘭越くらいであろう
 二股、黒松内、熱郛、目名と停まって蘭越。乗り潰すような乗客の出で立ちなので当然空くことは無い。
<倶知安>
 
 1時間半立ちっぱなしで倶知安に到着。これで函館本線は全線完乗。ちょっと残念な最後だったな・・・・・・

 旧ホームがまだ少し残っていた。30数年前、1989年の夏に降り立ったのはあちらのホームだ・・・・・・

 転車台がモニュメントのように残っていた。周囲は緑地化され公園になっているのだろう

 旧駅の線路はすべてはがされている。ここに近い将来新幹線駅が出来るのだろう

 長万部方面を向く。交換設備すらなくなり、長万部方面へは棒線駅になった

 小樽から倶知安間は列車が倍増するので検修設備なども新たに作られたようだ。かつての鉄道の要衝は見る影もないな・・・・・・

<閑話休題・1989年の倶知安>
 初めて北海道を訪れたのは青函トンネルが開業した1988年の翌年、1989年のことだった。1988年はトンネル開業で上野から直通列車が走り北海道ブームが最加熱した時期で乗車券の手配が出来ずに渡道を諦めた。1年様子を見ての渡道で、1989年の夏にはまだまだ北海道ブーム真っ只中だったが鉄道輸送も臨時列車などが確立されており、行き帰り共に開放B寝台ながら上野~北海道間直通の指定券が確保出来ていた
 1週間ほどの長期の旅行だったが、道南、道央を中心にめぐり、後半、札幌を拠点としながら小樽経由で倶知安まで足を延ばした
 
 小樽からは復活運行されていた快速C62ニセコ号に乗る為であった
 京都、梅小路の蒸気機関車博物館には行ったことがあったが、営業運転している蒸気機関車列車なぞ西武山口線の軽便蒸機しか知らなかったので初めて目の当たりにする生きたC62の姿には圧倒された。牽引している客車も旧型のスハ43系列なのも注目度は高かった。この倶知安までの乗車が山線経験」最初で最後のものだった

 到着した倶知安ではテンダー車の石炭を均し中。当然、キャブに近い方から使うので、奥のほうの奴を使いやすいように前に持ってこなければならない

  石炭均し後、切り離され機回しをするC62 3。写真は長万部方を見ている。いったん長万部方に引き上げ、東側の側線を使用して機回し中。この後、小樽方から駅西側にある、先ほど上げた転車台で向きを変えて連結し直すのだろう
 左隅に写っている道南バスの塗装、形式も懐かしいね。1ドアの観光バスタイプ路線車かな?当然モノコックだ
 人が多すぎて機関車の前などにはなかなか近付けず、当時は小学生だったので一人でフラフラできなかったので機関車の正面の写真とかは存在しない

 帰りはディーゼルカーの普通列車で小樽へと戻るが、その車内から留置される43系客車を撮影。倶知安の駅名看板は写っていないが、旧型客車と木のホーム屋根、柱につけられた「吸殻入」など昭和の汽車旅の情報に溢れている
 現在もちょこっと残っている、あのホームだ
 正面に写っている2号車に乗車したようだ。調べてみると、スハフ44 27であることが解った。いまは簡単に当時の様子が調べられるので便利でいいね
 この後は、キハ40やら22やらが3~4両繋がった普通列車で小樽へ戻り、午後は小樽観光して札幌へと戻ったのだった
<閑話休題・終>

 今度の列車は2両。小樽← H100-5+H100-2 →倶知安
 後ろの-2に乗る。この小樽行が入るホームは行き止まりホームなので、1面2線あるが、直通列車同士の交換はできない。ここから先はすでに乗車済みの区間だが、胆振線が生きていれば伊達紋別まで抜けたのになぁ・・・・・・
 1978年の時刻表をみると、30分ほどの待ち時間で15時46分発の伊達紋別行836Dがあるが、そもそも、長万部13時27分発函館からの稚内行急行305D宗谷に乗れて、そのまま札幌まで乗り換えなしで行けたんだよな。さすがに急行だけあって、札幌には16時半には着けたのに・・・・・・指定席もグリーン車も付いてて混雑とは無縁だったろうな・・・・・・

  倶知安→小樽:H100-2 15:17発 1945D 普通「小樽」

 倶知安からの乗客も少し加わったが、さすがに2両編成になったので座席には座れた
<余市>
 倶知安~小樽間でほぼ中間点の余市。ここまで旅客の動きはほぼなかったが、またたくさん乗車してきて座席は埋まり、立ち客も多数となった
<蘭島>
 交換列車が6分遅れているため、延発
<小樽>

 小樽には5分程度遅れて到着。小樽に到着した1945D、H100-5

 乗り継ぎの快速エアポートは待っていてくれた。乗り継ぎ次第発車のアナウンスがさんざ流れているが、悠長に写真を撮っているのは座席が確保されているからだw

  小樽→札幌:サハ721-5201 16:32発 3940M 快速エアポート172号「新千歳空港」 4号車11A uシート指定席

<南小樽>
 すれ違った江別からの222Mは721系3連。札幌方のクハはuシートの珍車、クハ721-1009だった。普通運用なので指定席料金はかからないが、あれに乗ってみたかったな。クハでuシート車は唯一の生き残りなのだ
<小樽築港~朝里>

 日本海の波打ち際を走る。海水浴場も点在するエリアだが、浜は砂ではなく小石ばかりである
<朝里~銭函>

 恵比寿
<札幌>

 札幌に到着。朝に新千歳に降りてからずいぶん経ったが、やっと札幌まで来た
 
  さっぽろ→すすきの:5304 17:20発 「真駒内」


 札幌の地下鉄もホームドアついちゃって電車は撮れなくなっちゃったなぁ

 歩いて一電停先まで。まだ陽があるから、ちょっと定点観測しよう

<南4西7交差点>
 すすきのから西へ走ってきた市電が、南に曲がるところ

 低床電車の1100形「シリウス」1104号。リトルダンサーシリーズの単車タイプで7両が在籍している

 250形252号。札幌の市電と行ったらこのタイプだよね

 3300形3302。330形の電装品を使用して5両が製作された。車体は新造なので綺麗だが、足回りは旧型の吊り掛け駆動

 8510形8511。1985年に登場した8500形の増備車で1987年に2両が登場した。VVVFインバーター制御のカルダン駆動車

 1100はまた来た

 トップナンバーの1101だ

 3300形のトップナンバー3301

 時間の都合と、遠くに旧型車のライトが見えたので撤収を開始
 
 すぐ近くの資生館小学校前電停に

 運行情報モニターが設置されており、これをみれば低床車かそうでないかは判別付いたな。もっとも210~250の札幌タイプ旧型車かどうかは判らないけど

  資生館小学校前→中央区役所:243 17:50 「内回り・循環」

 すすきの、狸小路と混み始めて、中央区役所で降りるのは難儀した。ほんのちょっとだけど、新設された都心線に乗ったので、札幌市電も改めて全線完乗した

 中央区役所まで乗車した243号。今年、初めて吊り掛け電車乗ったね

 歩いてすぐの地下鉄東西線西11丁目に

  西11丁目→大通:8121 18:15発 「新さっぽろ」

  大通→さっぽろ:9113 18:20発 「栄町」

 南北線、東西線、東豊線と短距離ながら地下鉄3路線全部乗った

 お腹すいて仕方なかったので、札幌駅構内のロッテリアで絶品ダブルチーズバーガーを食べる
 18時を回ったばかりなのだが、駅弁やさんももう完全に店じまいしているよ・・・・・・

 改めて、札幌から旅を続けよう。普通の旅行者なら18時も回って札幌に居れば札幌に泊まるもんだけど、普通じゃないからね。もっと先まで行くよ

 ホームには旭川行の特急ライラック37号、クハ789-205

 さっき小樽から乗ったF5201編成が停まっている。新千歳空港まで行って戻ってきたんだな

 乗車列車が入線してきた。19時14分発の室蘭行特急すずらん10号だ。2編成しかない785系を引き当てたぜ!

 小窓が並ぶ4号車uシート

 特急は東室蘭までdが、普通列車になってそのまま室蘭まで行く

 4号車、uシートの座席を確保しておいた。ラッシュ時に札幌から離れる方の特急なので混雑するかと思ったが、グリーン車相当のuシートでも全然乗客はいない・・・・・・

  札幌→室蘭:モハ785-502 19:14発 1010M(1440M) 特急すずらん10号「室蘭」 4号車7A uシート指定席

<新札幌>

 しんさっぽろ
 闇の中を淡々と南へ向かう。千歳や苫小牧に停まっても、もう乗客は増えない・・・・・・
<登別>

 キハ143の普通東室蘭行。あれに乗り換えて一本後の列車で室蘭に向かおうかと思っていたが、もう面倒になっちゃった

 東室蘭到着直前。特急列車としてはここまでなので、アナウンスが流れるのだが、メロディはハイケンスのセレナーデだった。785系にもハイケンス入っているんだな
<東室蘭>
 ここからは普通1440Mになる
<母恋>

 いよいよ次は終点の室蘭
<室蘭>

 終点の室蘭に到着。室蘭本線も東室蘭~室蘭間乗車したことで全線完乗した

 暖色の室内灯が目立つuシートと室蘭の駅名標

 わずかな乗客が改札口へと向かってゆく。ラッシュ輸送とは無縁の土地だ
 かつては18万人の人口を抱えた室蘭市も周辺都市への拡散、札幌への一極集中のあおりで8万人弱まで人口が減少しており、鉄道でのラッシュ輸送はほぼないのだろう

  室蘭→東室蘭:クモハ785-102 21:10発 4471M 普通「東室蘭」 

 乗ってきた電車ですぐに東室蘭に引き返す。室蘭に泊まりたいところだが、明日からの予定の都合で本日の宿は東室蘭と決めている

 セイコーマートで買い物して、駅前のルートインに投宿
 先に温泉大浴場で汗を流してから夕食

 北海道らしいもの何にも食べてないな、と思ってセコマで買ってきた焼きそば弁当を食す

 2階なので眺めはよくないが、駅は見える。22時23分伊達紋別からの最終列車491Dが到着した。もう見れるような列車は無い。貨物列車も23時をすぎないとやってこない
 この後は1時42分の函館行急行1218レすずらん4号のみだ。下り札幌方面も3時32分着の札幌行急行1217レすずらん4号まで列車は無い。はやいとこ、床に就こう・・・・・・


<6/28>


 東室蘭からおはようごうざいます。予報通り天気は悪そう。今はまだ降っていないけど

 殺風景な東室蘭駅西口から入場
 構内自由通路にあるコンビニ、セブンイレブンは7時にならないと開かないそうなので、何も買わずに改札を通る

 回送表示のH100-45。もうこの辺りではこの形式ばかり目にするな。室蘭本線の東室蘭~長万部間の普通列車はこれしか走ってないしね

 室蘭からの札幌行特急1003Mすずらん3号、クハ789-1003

 乗車位置目標がアルファベットだ。「F」がFOXなのは北海道にちなんでるのかな?
 
 Aはアザレア/つつじ。Bは熊
 
 Cは牛。Dは鹿

 Eはワシ・・・・・・北海道にちなんでる?かな??「T」まで全部を撮る余裕はなかった

 札幌からの北斗2号がやってきた。これで函館を目指す

  東室蘭→新函館北斗:キロ280-4 7:18発 2D 特急北斗2号「函館」 2号車6A グリーン車指定席


 2時間近く乗るのでグリーンにした。1列席もあったことだしね

 室蘭の廃工場群。

 噴火湾もどんよりしているね

 キロはかつて車内販売スペースがあったのだが、店頭販売もワゴン販売も一切なくなって、車販準備室は車掌室になっていた
<森>

 長万部以遠で使用されるキハ40のたまり場
<赤井川~大沼公園>

 雨に煙る大沼公園。大沼もちらっと見える
<新函館北斗>

 雨を突いて新函館北斗に定刻到着。多くが新幹線乗り換えで、この時間に函館に行く人は少ないみたい。本州側から新幹線で到着するにはちょっと早いしね
 かつては渡島大野と行ったが、新幹線連絡駅に変更された折、函館への玄関口という意味で新函館北斗に変更された
 乗り継ぎの新幹線までは18分しかないが、いったん改札を出て、駅前ロータリーにある観光センター内でお土産を手早く購入。駅へ戻る。駅構内、駅ビル内にもう少しお土産屋さんがほしいが、今後はただの乗り換え駅になってしまうものな・・・・・・

 ここから北海道新幹線。これもまだ乗ったことないんだ。全線開業すればまた乗りに来るんだろうけど。一応概設区間を乗っておこうかとね

  新函館北斗→八戸:E523-12 9:35発 3018B はやぶさ18号「東京」 1号車5E 普通車指定席

 E5系だった。H5にはいつまでたっても乗れないな
 
 構内キオスクでかったかにめし「みかどのかにめし」
<木古内>

 海峡線なら特急でも小1時間かかったもんだが、新幹線だとあっという間に木古内だ
<木古内~奥津軽今別>

 今では貨物列車と四季島しか通らない狭軌の線路が合流して3線区間に
 余談だが、最初のプランでは前日のうちに函館入りして宿泊し、翌朝、つまり本日朝にやってくる豪華列車四季島を見物するつもりだった。四季島よりも道央、道南地域の未乗線区消化に重点を置いたのでこうした旅程になった

 北海道の大地が過ぎてゆく

 青函トンネル直前の交換、退避所となる湯の里知内信号所を通過。かつての知内駅だが、新幹線化によって旅客営業は廃止された

 信号所をすぎるとまもなく青函トンネルに突入。さよなら北海道。今度はいつ来れるかな
 新幹線もトンネル内は高速では走れない。在来線貨物列車とすれ違うことから、風圧などでコンテナの荷崩れを起こすことが懸念され当初は140km/h、後に160km/hまで引き上げられたが、新幹線としては低速でこの区間では他の交通機関との競争力に乏しい。2020年以降、GWやお盆時、年末年始など貨物列車の需要が落ち込む期間にみ21km/hでの運転が開始されたが通年に拡大される見込みは今のところ立っていない。故に、乗っているはやぶさ18号も160km/hで走行ているに違いない
 特急白鳥や快速海峡の時代に比べれば全然優速なのでトンネル内通過時間も短くなる

 30分程で青函トンネル突破。青森県に入った。こっちも雨だ
 青森県くるのも久々だな。結婚してすぐに旅行に来た時以来かな?あれ2014年の2月だ
<奥津軽今別>

 本州側初めての駅。かつての津軽今別駅で、快速海峡から津軽線の津軽二股に乗り換えるために降りたことがる。もう20年も昔のことだし、随分と風景も変わっているだろう
<新青森>
 北海道新幹線全線完乗。2030年以降、開通したらまた乗りに来よう。
<八戸>
 
 八戸に到着したはやぶさ18号。八戸も久々に降りるね

 さっき車内で弁当食べたばかりだけど、少量だったので改札横のお蕎麦屋さんでかき揚げそばを追加!

 青森行、青い森703-11。東日本のE721に準じた設計
 東北新幹線東京方面行から各方面の乗り継ぎは便が悪く、青森行はほぼ1時間待ちの12時10分まで無い。それならば、一本遅い新幹線でも、となるが、そうすると今度はこの12時10分発が発車した5分後の到着になりうまくいかない。30分ヘッドくらいで列車が欲しいが、かつての東北本線とはいえそんなに需要無いんだろうな

 こっちは702-11。車内はセミクロスシートで東から引き継いだ701がみなロングシートなのでこれが来れば当たりかな?
 列車はもう随分前からホームに据え付けてあったが、ドア扱いは発車15分前くらい。開いた直後は乗客も多くなかったが、青森方面行の新幹線から随分乗り換え客がやってきたほぼすべての座席が埋まった

 発車間際にキハ100の2連が到着。八戸線運用かと思ったが、八戸線は鮫からの列車がもう少し前に到着している。青い森鉄道を走ってきたに違いない。大湊からの3328D快速しもきたのようだ。はるばる乗り入れて走ってくるんだな


  八戸→三沢:青い森702-11 12:10発 577M 普通「青森」

 三沢駅からはバス便が15分後くらいにあるが、空港ターミナルまで行かず、近隣の三沢空港温泉が最寄りバス停になる。晴れていれば問題ないが、この雨なので駅から直接タクシーで空港まで。約15分。1970円だった
<三沢空港>

 ここも久々に来たね。三沢に来るたびにこのF-2の模型が乗っている郵便ポストを撮影してるw

 雨をおして展望デッキに上がったがびしょぬれになった

 この雨では飛ばないよな・・・・・・と思ったら、反対側から何か1機降りてきた。海軍のP-8A哨戒機であろう
 雨雲レーダーを見ると13時半ごろには雨雲が抜けそうなので、その時刻を目途にちょっと待機しよう

 目論み通り、雨が上がると米軍のF-16Cが動き始めた。成果なく撤退かと思われたが、安堵

 最初2機、少し遅れて2機が出てきて、

 4機がエンドに列線を組んで待機した


 中々上がらんな?と思っていたら、更に2機が出てきた

 6機が並ぶ。これで一杯のはずだが・・・・・・

 追加でスペシャルマーキング機が出てきた

 同時に、追加機用のスペースを開けるために最初の2機がランウェイへと動き始めた。いよいよ離陸開始だ

 スペシャルマーク機が列線に並ぶ

 出たり入ったりしながら、都合10機がフライトを行うようだ。列線に出入りしながら、轟音と共に滑走路を離陸してゆく

 スペシャルマーク機もランウェイに乗った

 バーナーを焚き、炎の帯を引きながら離陸してゆくF-16
 10機のラインナップと離陸を見れて一応の成果としたい。天気よければもっとたくさん動きがあっただろうになぁ

 戦闘機は以上だが、海軍のP-8Aは曇天をものともせずに離着陸を繰り返している

 戦闘機は有視界だが、旅客機ベースのP-8は計器進入が出来るので少しくらい視界が悪くてもものともしないね

 このアプローチは着地せずにローパスしながらまた上がっていった

 P-8にしてはライトの位置、シルエットが変だなと思っていたら、トラヴィスのKC-10だった
 ベイパー引きながら雲を突き抜けて降りてきた

 久しぶりにKC-10の着陸見たな

 やっぱ3発機は良いな♪

 P-8はぐるぐるずっとタッチアンドゴーしている


 ベイパー引きながらアプローチ

 職員が出てきた、基地と民間エリアの境の柵を開け始めた。もうすぐ日航便が到着するな

 大阪伊丹からの2163便、エンブラエル190、JA244Jが降りてきた

 さすがにこれはスペシャルマーク機では無かったかw
 2163便が折り返し搭乗便となる東京行156便になるので、着陸を撮影したら検査場へ

 出発ゲートのJA244J。エンブラエル190は初めて乗るね。170は前に一度乗ったことがあるけど

 待っている間に空自のF-35Aのフライトが始まった。もう30分早く始めてほしかったな

 まぁ、いちおう、F-35見れたから良いか・・・・・・また撮影に来よう

三沢→東京・羽田:JL156 15:35発 E190 JA244J 4A(クラスJ)

 航空路混雑のため、フローコントロールで離陸は16時7分指定

 16時過ぎにプッシュバックエンジンスタート

 テイクオフロール中、空自の無人偵察機、RQ-4Bが小さく見えた。今年の3月に三沢に到着したばかりの機体で、現在は試験運用を繰り返している
 上昇中に海軍のEA-18Gグロウラーも見えたけど、気付いた時には写真が取れるタイミングでは無かった

 低い雲の下を離陸上昇中

 南下するにつれて、天候が回復してきた。宮城上空あたり

 もう関東平野も半ば。埼玉県上空に入っている。随分西寄りに入ってきたな

 奥に東京都心が見える

 正面中央のビル群は池袋だ

 新宿のすぐ西側。大分高度も下がっており、林立するビル群がすごい迫力で迫ってくる。皇居を越えて大手町辺りまで見える

 東に向きを変えて港区上空辺りであろう。東京タワーが目立つので位置の特定はしやすいね

 北側には同航する全日空機が見える

 A321のようだな

 東京タワーと、東京スカイツリーとA321

 品川から高輪ゲートウェイ。再開発エリアが見える。もう羽田はすぐそこだな

 16Rにファイナルアプローチ。先日運航が再開されたばかりの全日空のB777。ここには再開を待つ機体がまだ並んでいる

 結局、羽田には10分延の17:10着
 梅雨明けしている東京はもううだるような暑さであった