宗谷石狩吉備津紀行


<2021/10/28>

 緊急事態宣言もあけたので、ちょっと遠くに行ってみようかと思い立った。九州は行ったので、北のほう・・・・・・いっそのこと最北端まで行ってみるか・・・・・・


 10月終わりだとまだ夜が開けきらない6時前。1便目の京王ライナー2号で新宿へ
 山手線で品川へ出て、京急に乗換
 品川始発の急行羽田空港行は2ドアの2100。6月の旅行と同じ行程で羽田空港へ
<羽田空港>
 始発に近い電車で出てこなければならないので、小さなアクシデントが致命的になるが、特に問題なくスムーズに羽田に到着した。平日とはいえ、緊急事態宣言が解除されているので朝のラッシュの様相。6月の様相とはやはり異なるね

 第2ターミナル北側から出発。沖止めスポットで出発準備中の機体がたくさん見える

 誘導路を通って出発してゆく機体群。減便は続いているが、宣言解除も相まって羽田は以前よりも活気づいている感じ

 搭乗するのはこのエアドゥ機。ベアドゥスペシャルカラーのJA602Aだ。かつては全日空でモヒカンルック復刻カラーになっていた機体

  東京・羽田→札幌・新千歳:HD015 8:15発 B767−300 JA602A 34A


 わりと出発間際に予約したのだが、その時点では空席も結構あり、難なく日本列島が見やすい左側も押さえることができた。しかし、実際機内に入るとほとんど席が埋まるくらいの盛況。最近の旅行では直前まで空席が多くても、搭乗日の2〜3日前から急激埋まるような傾向があるみたいだ。みんなぎりぎりまで旅行するかどうか吟味しているのだろう

 翼下に遠く富士山を見ながら関東平野北限目指して上昇加速してゆく。飛行ルートは基本的に安定していそうだ

 関東も北限近くになると雲が出てきたな

 奥に日本海が見える。正面の陸地は庄内平野か

 視線を少し手前に移すと鳥海山周辺の高原地帯が見渡せる

 下北半島を超えて津軽海峡へ

 高度を下げつつある。北海道が見えてきた。函館の東、戸井、恵山の半島だ

 噴火湾を超えて北海道内陸へ。今日は南風のようで東側から新千歳空港をいったんオーバーシュート

 180度旋回して19Lに北側から着陸。久々の北海道だ

 スポットイン

 新千歳空港に到着したJA602Aベアドゥ。海側から雲が湧いてきて天気が急変しそうだ。そういえばランプが濡れている。降ったり晴れたりの繰り返しなのだろう
 混雑で羽田出発が微妙に遅れたので、稚内便乗り継ぎの旅客は到着スポットのブリッジを出たところでそのままチェックイン業務が開始された。簡易デスクにPCを置いての照合作業だ。乗り継ぎ指定便なのか、そのまま稚内に飛ぶ旅客が結構いるようだ。数十人いる列の最後尾に並ぶ
 これで、乗り継ぎ便に乗りっぱぐれることはないだろう。とはいえ、接続便からの最後の旅客だろうから、あまり待たせるわけにはいかない、足早に出発ロビーを進む。雨が降ってきた。さらに北は天気が悪いようだ。稚内空港は天候調査が入っている


 乗り継ぎのシップはこれ。ボンバルディア・ダッシュ8Q400。最近よく乗る機材だ。シップナンバーはJA854A。

  札幌・新千歳→稚内:NH4841 10:25発 DHC−8Q400 JA854A 15D

 こちらも予約時は自由に座席を選べたのだが、実際はほぼ満席。コースは日本海側を北上するとみて、右の窓側をチョイスした。

 Q400って小回り効くんだな。エンジンスタートしたらその場でぐるっと回ってスポットアウト。わずかに残る車輪の後で旋回半径がわかると思う

 水しぶきをあげながらさっき着陸したばかりの19Lを南に向かって離陸。

 厚い雨雲とポケットのように抜ける青空。眼下は陰鬱とした北海道の原生林

 左へ旋回し高度をとる。雲が低いのですぐに地表は見えなくなった。せっかくの初めての航路なのにまったく下界が見えないのが残念だ

 ぐらぐら揺れながらなんとか雲の上に出た。この先は前線に添いつつ進むので、シートベルトサインは点灯しっぱなし。時折エアポケットに落ちて高度がスッと下がる。出発直前はワーストリターンとのことだったが、稚内空港付近は天候が回復しており、視界もよくなってきたとのことで、予定通り稚内着陸にチャレンジするとのことだ

 機長のアナウンス通り、雲が少しばらけてきた。隙間から見たことない、北海道のさらに北の台地が垣間見えるようになってきた

 右へバンクして、東へ機首を向ける

 北海道のさきっぽに近い。半島の先のようになっているので広い北海道でもすぐに海が見えてくる。しかし、あの海は見慣れた太平洋や日本海ではない、オホーツク海だ

 いったん東の海上に出て、

 左旋回後、滑走路と正対。ファイナルアプローチに入る。エンジンカウルの下に見えているのが宗谷岬だろうか

 無事に稚内に到着。スポットイン。やっと、稚内にこれた。三度目の正直。2011年、2012年と2回、同じ稚内便を予約したが、どちらも悪天候の為に欠航。陸路で稚内に行くような余裕のある行程ではなかったので、代替え手段もなく稚内にはいつまでたっても来れなかった
 
 やっと到着した稚内空港は小さな空港。東京からの直行便もあるが、一日に数便の飛行機が来るだけの辺境の空港だ
 小さなロビーの写真だけ幾枚か残して、レンタカーカウンターへ

 ワゴン車に乗せられて、空港ターミナルを出て、右へ、すぐのところのタイムズレンタカーまで。送迎要らないっちゃ要らないけど・・・・・・

 借りたのはデミオ。DJ3AS、1.3リッターエンジンのデミオだ。6000rpmで92PSを発揮するP3エンジン搭載。魂動デザインを最初で最後に採用したモデルで、2014年から製造されている。借りた車は2018年式で、この後2019年にはマイナーチェンジと併せて名称をマツダ2と変更。デミオとしては最後のモデルになった。今後、レンタカーもマツダ2に置き換わってゆくだろうし、このタイミングで4代目デミオに乗車できておいてよかった。これで歴代デミオに乗ったことになる
 さて、とりあえず夕方までの足は確保したので、5時間程度は周辺をうろうろできる。まずは目をつけていた北海道立宗谷ふれあい公園を行ってみよう。空港からは数分で、大沼のほとりにある小山だ。展望台があり、ここから稚内空港が遠望でき、ちょうど千歳へ帰るQ400を見ることができる、そう思っていたのだが・・・・・・
 時期的なのものか、コロナのせいか、展望台へ上がる園内道路はゲートが閉められていた。徒歩で公園内を行けば辿り着けるかもしれないが、離陸時間に間に合わない可能性が出てきた。あきらめて、当初予定だった宗谷岬へ向かうこととする

 国道238号線を東に向かうと、宗谷湾を望める駐車帯が目についたのでそこに車を入れた。チェーンの着脱にでも使うのだろうか

 あの先が宗谷岬。あそこまで行く。結構距離があるようだが、車なら30分程度らしい

 そして目の前は稚内空港の滑走路。ちょうど新千歳行4842便が離陸位置に付くためにランウェイバックを開始した。滑走路が高いのか、ぎりぎりフェンスをクリアできそうだが、ここは終日逆光になるので撮影地には選ばなかったのだ

 灌木の向こうで向きを変えてエンジンパワーアドバンス

 リフトオフ

 札幌新千歳へ帰ってゆくJA854A機を撮影成功
 ちょうどよく離陸時間にあそこにいたので撮影敢行したが、この後の東京発便まで待っているのももったいないので、宗谷岬に向かう

 車通りの少ない国道を北の果てに向けてひた走る。対向車もどんどん少なくなって

 30分ほどで最北端、宗谷岬に到着した

 北緯45度31分22秒。あこがれだった日本の最北端にやっと立てた・・・・・・
 今後何年かかるか解らないけど、日本の最端に全部いけると良いな。最東端のノシャップも遠いけど、南端、西端は沖縄の離島だからこれまた難易度高いけど、いつかは・・・・・・

 宗谷海峡、その先、はるか樺太を臨む間宮林蔵

 間宮林蔵は江戸時代の探検家、日本測量の父、伊能忠敬に測量を学び、最終的に伊能が作成した日本地図の蝦夷部分は間宮の作とされている。間宮は蝦夷調査の際に樺太を島であると看破し、後年それを実証するための調査を樺太に渡り実行している

 日本最北端の地の碑

 最北端の碑。空気が澄んでいれば碑の向こう、海を隔てた樺太が見えるはずなのだが、今日は無理だな。残念
 そういえば、国内にいながら外国が見える土地ってあんまりないよな、日本

 碑の裏側、本当の最北端に行ってみた。さすがに護岸のあそこ、波打ち際まではいかななかったけどw

 で、こっちが本当の日本最北端。弁天島。通常は行けない無人島。船でもチャーターすれば行けるかもだけど、上陸するには許可が必要なのかな?




 天気がいいと樺太が見えるらしいが・・・・・・もや〜っとしてるね

 見えるとしたら樺太の最南端、日本名、西能登呂岬。ロシア名ではクリリオン岬というところだ。おおよそ、43km向こう

 カモメ

 ガイドブックなんかみると大体載っているお土産屋さん、柏屋さん

 記念撮影用に日付に時刻に緯度まで載っているよw

 どこもかしこもお店は最北端を謳っているな。観光のハイシーズンではないので、殆どの店が閉まっていたが・・・・・・

 国道挟んで岬の反対側にある神社。宗谷岬神社。そのまんまのネーミングだな。もちろん、最北端の神社

 祭神は市杵島姫命。さすがに岬の突端にある神社だけあって、水の神様
 明治22年(1889年)に稚内の尻臼(現在の大岬地区)に建立され、平成13年(2001年)に現在地に遷座された。現地ではちょうど20周年か。みょうに新しいな、と思ったよ
 ひとっこひとりいない神社に参拝して、今度は神社の背後にある丘に登る。無精なので車で登るよw

 広々とした丘の上にあがってきた。宗谷丘陵の末端部で、あそこから急激に落ち込んで宗谷岬になる

 それにしても人いないな・・・・・・

 一番突端に建つのが

 旧海軍がこしらえた望楼。つまり監視塔だ。宗谷海峡は日本海側からオホーツク海を経て太平洋側に抜ける重要な海峡の一つ。特に津軽海峡なんかに比べて人口希薄なので秘匿行動するにはこっちのほうが適していただろう。故の監視塔なわけだ
 もともとは1875年に樺太千島交換条約が締結されるとここが現在のように国境になったので、ロシア海軍の動き、特に日露戦争中のロシア最強艦隊、バルチック艦隊の動きを探るのに必要になったので建設された
 稚内は古い町だが、幾たびかの大火で古い建物が失われており、この望楼が明治時代建設の唯一の建物だそうだ

 土塁と石で堅牢に固めてある。北風が強い土地なので北面は円弧を描いている

 上には上れなそうな感じだな・・・・・・
 中には入れなそうだし、てっぺんは無理かな

 一番高いところに上ると宗谷岬のお土産屋さん群を見下ろせる。登っても当然樺太は見えないわな

 少し東に行くと漁港があるようだ。左側に見えているガソリンスタンドは、あれきっと最北端のガソリンスタンドだなw


 さて、宗谷岬も堪能したし、どこまで行きますかね。同じ道戻ったんじゃおもしろくないし、丘陵側から行ってみますかね

 広陵で寂しげな丘が延々と続いている

 人工物が遠くの電線鉄塔くらい。風が強い土地なので高い木が全然生えてないな。周辺は荒地か牧草地。あちこちで牛が草を食んでいる
 宗谷周氷河ロードを通り、再び国道238号線に戻る。稚内市街方面へ

 途中でセイコーマートとみいそ店へ。ここが最北端のコンビニ。マニア以外には聞きなれない名前のセイコーマートは北海道地場のコンビニで北海道を中心に関東にも一部店舗を展開している。北海道のコンビニの40%弱を占め、1000店舗強を出店している。関東では90店舗余りが埼玉、茨城に展開されている。東京都下から一番近い店舗は八潮市にあるセイコーマートほしの店だろうか。つくばエクスプレスの八潮駅から1.5kmくらいの街中にある。費用はともかくとして、羽田から千歳へ飛んで電車で千歳駅へ行った方がなんなら早いかもしれないw
 こまごま買い物してまた周辺ドライブへ
 道道1077号線から増幌、121号線で沼川、138号線で勇知へと抜けて、宗谷本線沿いに今度は北上
<抜海駅>
 
 やってきたのは宗谷本線抜海わ。稚内、南稚内ときて、3つ目の駅だ。ナンバリングはW78。旭川から数えているので宗谷本線78番目の駅
 立派な駅舎があるが今は無人駅。無人駅としては日本最北にある駅。民家は周囲に数軒あるが、どう考えても列車は利用しないだろうなw最新の利用実績では2012年のデータで1日2人となっている。つまり、1人乗って、同じ人が帰りに降りて、2人という計算だ・・・・・・
 この駅は1924年(大正13年)、鉄道省の天塩北線稚内〜兜沼駅間開業に伴い設置された。かつての宗谷本線は音威子府から浜頓別周りで稚内までを結んでいた後の天北線のルートであったが、これを幌延周りで短絡しようとする路線が天塩線である。南北それぞれから延長され、全通後に改めて現在の宗谷本線の形になっている

 海風が当たる西側、正面側はきれいに補修されているが側面、背面は昔ながら。屋根がゆがんでいるが・・・・・・
 駅舎は開業時に建設されたものをそのまま使用している

 JRのマークがなければ国鉄時代から何にも変わっていない

 稚内側から

 構内は交換可能な2面2線。交換は可能だが、2021年3月改正以降のダイヤでは定期列車の交換は実施されていない

 反対側のホームには構内踏切を渡ってゆく。踏面は光っているので、上下列車でしっかり使い分けられているのだろうな

 勇知、兜沼方面を望む。普通列車は単行か良くて2両。特急列車も4〜5両の現在では持て余すほどの有効長だ
 1978年の時刻表では18時半過ぎに旭川11時22分発の321レが、稚内18:15発の314D急行礼文と交換、22時半ごろに函館を11:50分発で北海道を延々と縦断してきた305D急行宗谷と、稚内発22:04発の幌延行最終354Dが交換している。旅客列車ではこの程度だが、当時は貨物列車も運行されていただろうから、長い貨物列車編成との交換もあったであろう。なお、急行宗谷は6両編成であるが、急行礼文は5両編成。夜行の利尻は郵便車連結で10両もの編成だったので停車駅ではないがこのくらいの有効長はとってあるんだろうな
 貨物扱いは1977年、荷物扱いは1984年に廃止され、それとともに出改札業務も終了し、これにかかわる掛員常駐が廃止された。運転要員は残ったが、これも1986年に電子連動化、遠隔集中制御になったことで完全に職員がいなくなった
 こんな有様なので、2019年には当駅含む29駅を合理化の為に廃止する旨JR北海道が公示、21年の3月には廃止するとされた。協議の末、稚内市が維持管理をすることで当面の廃止は免れたが、近い将来には棒線化等更なる合理化は行われそうだ
 明るいうちに列車もないし、次へ進みますかね
<ノシャップ岬>

 抜海駅前から道道106号、254号を北上して、稚内のもう一つの岬、ノシャップ岬にやってきた。漢字では野寒布と書く。何があるわけでもないんだけど、せっかくだからね。

 宗谷岬以上に人気ないな

 大分、陽が傾いてきたな

 天気が良ければ利尻や礼文が見えるんだけどね。今日は遠望には悉くついてないな

 宗谷岬に比べると漁港が接近しているから時間によっては活気があるんだろうな。
 ホッケは有名だし、利尻昆布なんてものこの辺の名産だろう。それと共に、ミズダコなんてのも主要な水産資源だそうだ

 稚内灯台横の建物は寒流水族館。一人で水族館ってガラでもないので・・・・・・

 テトラポッドとカモメの群れ。みんな同じ向き向いてるのは、頭の方向から風が吹いているのだろう

 岬をぐるっと回って、稚内の市街地へ。周辺一周したな。車を返す都合もあるし、あとは街中で時間をつぶそう

 紅葉が綺麗な駅至近の小高い丘にやってきた。ちょっと市街地はずれると荒野しかないけど、市街地は高い普通の木も生えてるし、紅葉だってするものな

 やってきたのは北門神社。管理されているという条件ならここが最北の神社であろう

 手水もあって、本土の神社と様式は同じ

 北門神社建立は1785年。松前藩のお役人、松山伝兵衛の手によって、宗谷地方の護りとして建立された。主祭神は天照大御神。他に武甕槌神、事代主神を合祀している

 小高い丘の斜面にあるので、寒空の下稚内の町と宗谷湾が見える。

 ついでに最北のマクドナルドにも行って、おやつを食べる
 給油して、駅前のレンタカー事務所に返却。大分日が傾いてきたけど、駅周辺で徒歩で回れるポイントに

 バスターミナルにいたバスを何点か撮影。宗谷バスオリジナルカラーのNo805は三菱ふそうエアロスターで形式LKG−MP35UM。2010年から自社発注で導入された4台のうちの1台

 もう一台は東急バスみたいなカラー。それもそのはず、2012年に東急バスから移籍した日野ブルーリボンシティ、形式KL−HU2PMEE、2001年式
 宗谷バスはかつて東急グループに属していたこともあり、路線車の大半は元東急車が占めている。日本最北のバス会社だけあって、もっと古めかしいバスを使っているのかと思いきや、2000年代以降のバスばかりでちょっと面白くない

 バスターミナルから稚内駅を見る。昔から鉄道情報誌で見ていた味のある最北端駅の姿はもうない

 モニュメントだけが残っているね

 樺太航路があった時代、最近でも貨物用が活況だった時代はもう少し先まで線路が繋がっていた。その名残だけ、レンガの道が続いている
 とりあえず、港に行ってみよう

 街中なんだが・・・・・・エゾシカ普通にいるの?駅前の駐車場だぞ?北海道はすげぇなぁ

 北防波堤ドーム、所謂稚内ドームにやってきた

 海からの急な風を逃がすように円弧を描いたドーム屋根。ここで各方面への旅人たちが寒風を凌いだ

 ずっと長い。全長は200mほど。さきっぽの明かりが見えるところが旧稚内桟橋駅だろう。あそこからこのドームの下をずっと歩いて、桟橋につながれている1479トンの田村丸や、冬季は流氷で閉ざされるため砕氷貨客船亜庭丸等に乗り込み樺太を目指した

 稚内〜樺太・大泊間を結んだ稚泊航路記念碑。終戦とともに稚泊航路はなくなったが、現在も利尻や礼文への船が発着する稚内港の防波堤として機能し続けている

 C55 49の動輪がモニュメントとして残されている

 このドームとその前に保存されたC55の写真が稚内ドームの典型的な紹介写真だったが、塩害の為にC55本体は1996年に解体処分されている

 一番手前には海上保安庁の巡視船りしり。2016年に下関造船所で建造された1500トン級の巡視船。全長は96mでヘリコプター甲板を持つ巡視船は道北地区ではこのりしりだけだそうだ

 反対側には客船が2隻並んでいる

 稚内と利尻や礼文を結ぶ、ハートランドフェリーの赤いほう、ボレアース宗谷。2003年就航の3578トン客船。乗客は500人、車両はトラック(8t)21台、乗用車66台を収容できる。

 前に停泊しているのは黄色いほう、2020年に就航したばかりのアマポーラ宗谷。排水量4250トンでボレアース宗谷よりもやや大型だが、客数は495名でトラック21台、乗用車53台とやや収容力に劣る
 他に2008年就航のサイプリア宗谷という3555トンの客船もあるが姿が見えないところをみると、定期便に供されているのかな。稚内〜利尻、礼文航路はこの3隻で運航されている。ハートランドフェリーは他に函館の奥尻航路でも運航されているが、2015年まではサハリン航路も運航していた。現在、稚内〜コルサコフ(大泊)航路は夏季のみサハリン船舶株式会社の船を使用し、日本とロシアが運航費用を補填しつつ運航されている

 海保の巡視船はもう1隻が係留されていた。PM12もとうらは1986年に高松の四国造船所で建造された325トンの巡視船。2012年までは北海道の反対側、浦河海上保安署に所属していたが、巡視船しらかみ解役に伴い稚内に移動してきた。巡視船が2隻も停泊してるってことは、今日は沿岸部は平和ってことかね

 湾内もこんなに凪いでいるしね

 いい加減暗くなってきたので駅に戻ってきた。乗車する列車まではまだしばらく時間があるが、おみやげや食事を確保しなくてはならないしね

 小さな改札口は列車がいないので閉め切られている

 最北端の線路。旅客会社は分割されてしまっているけど、九州、鹿児島の先まで線路が繋がっているんやな
 かつては島式ホームで2番線まであったが、2010年に2番線は廃止され、2011年に現在の駅舎に更新。ホームは傍線駅になってしまった

 時刻通りに折り返し列車がやってきた。旭川発の特急サロベツ1号だ。行き止まり駅なのでゆっくり進入してくる

 尾灯が点灯し、折り返し札幌への準備に入った。折り返しは札幌行特急宗谷となる
 本線を名乗るわりに列車本数が極少なうえ、コロナの乗客減でさらに減便されていたのでこの特急宗谷まで稚内を脱出する列車がなかった。そもそも、千歳経由で稚内入りしたのは、バスですぐに稚内に出れば昼過ぎのサロベツ4号に乗れるからだった。とても効率よく移動できて昼間の宗谷本線の旅ができるはずだったが、航空便を予約した後で列車の指定をしようとしてもいくらやってもできず、それもそのはず、昼のサロベツは曜日指定で運行となっており、本日は運休日なのだった。有休とって出掛けてきているので日付もずらせないし、仕方なしに夕方の宗谷をチョイスし、それまでは周辺観光に費やすことにしたのだった。観光できたのは良いが、これだと札幌着が22時57分ともう宿に入るしか手がないのがちょっと残念な列車

 清掃、折り返し準備が終わったので早速構内に。指定席なので焦る必要はないし、そもそも乗客は数えるほどなのだが、記録はいろいろしなければならない
 写真は最後尾のキロハ261ー201。キハ261は初めて乗るね

 最南端は指宿枕崎線の西大山だけど、路線の終端は枕崎。これで両端行った。最南端駅の西大山は昔通ったし、今年は最西端のたびら平戸口にも行ったから、あとは最東端の東根室だけだな

 最後に駅名標を撮って車内に

 2+1の3席×3列、計9席だけのグリーン席。車内の2/3は普通車指定席

  稚内→札幌:キロハ261−201 17:44発 52D 特急宗谷「札幌」 1号車9A G車指定席

 キハ261は1998年から2001年にかけて宗谷本線の特急列車用に14両が製造されたグループ。その後、大幅に設計変更された1000番台が2006年から増備されおり、こちらは128両もの大所帯になっている。このため、0番台の方が乗車チャンスは少なくレアな存在
 一人だけグリーン車に収まって稚内を発車。後ろのデッキには清掃の掛員が幾人か乗り込んでいるが、次の南稚内で降りてゆき、ここが整備基地なんだなと理解する。サロベツで南稚内から乗り込んできて、稚内で作業したらそのまま列車で南稚内へ移動して作業終了なんだ
<幌延>
 対向列車遅れ。ちょっと下車

 キハ54単行と交換
<佐久>
 この先、佐久〜筬島間で普通列車が熊と接触、線路確認のため40分停車とのこと。再開予定は20時ころ
 ダイヤを調べてみたんだが、列車が無いのだが・・・・・・さっき幌延で交換した稚内行4331D以外には直近に列車は無い・・・・・・回送とかあんのか?
 
 動いてないので、稚内で買ったかにいくらめしで腹ごしらえ

 グリーン車と指定席の間には業務スペースがあった。かつてはここで販売とかもしていたのかな?

 線路確認している列車が到着次第発車とのことだ
 結局、1時間9分遅れて発車した。交換したのは排雪用モーターカーだった。おそらく、幌延で交換した普通列車が熊と接触、その後の線路点検にモーターカーを出したということか。普通列車遅れていたものな

<音威子府>

 小屋のせいでキハ54見えない
<美深>

 駅名標の前に停まった。隣の南美深が廃止されたので、シートで貼られて智北になっていた
<名寄>

 さすがにちょっと街っぽい名寄
<士別>

 機会があったら立ち寄りたい。士別軌道のモノコックバス乗りたい
<旭川>
 70分遅れて到着。何はともあれ、宗谷本線は乗り通した

 久々に電車見たな。789系
<深川>

 乗り降りなく静かに停まっては発車してゆく
<滝川>

 もう離合する列車も皆無でこの列車も最終列車然としている。本来ならこの列車の30分後に旭川始発の特急ライラック48号があるのだが、そんなものは当然先発してるに違いない
<岩見沢>

 札幌都市圏に近付いたから少しくらいは列車あるかな?と思ったけど、関東と比べたら全然終電早い
<札幌>

 ほぼ、0時ちょうどに札幌に到着した特急宗谷。車内ではしきりと乗り継ぎ列車の旅客を募っていたが、最終的に手稲行だけ接続して出したようだ

 改札は出口専用みたいになっていた。発車票は接続列車の23:59発の手稲行普通列車のみ
 こんなに深夜で人気のない札幌駅は初めてだ。そして、まだ日付が変わったばかりなのに列車はもう全然ないんだね・・・・・・
 旭川あたりから風雨が激しく気温も急降下しており、それは札幌も同様だった。雨はポツリポツリなのだが、風がすごい。ビルの軒下を縫うように進んで、本日の宿に

 今夜は京王プラザホテル札幌に投宿

 部屋は市内北向き

 真下には函館本線の高架線路が見えるが、当然営業列車は無い。それでも、時折入れ替え列車が行き来している

 さっきコンビニで買ったやきそば弁当食べて風呂入って寝よう。アクシデントはあったけど、実り多い一日だった


<10/29>

 厚い雲がまだまだ多い。天気は回復しきってはいないな

 朝のラッシュでひっきりなしに列車がやってくる。北海道も札幌だけ見ればただの大都市の電車路線だな

 電車に交じって、ごくたまに気動車がやってくる。キハ261−1000。とかちかおおぞらにでもなるのかな

 3月改正以降ちょっと運用が減ったらしい、電D併結列車。同じ車体に見えるけど、後ろのやつがパンタが無いのが判るキハ201。前は731系電車。ぶら下がっているのではなく、もちろん運転士が二人乗って協調運転しているわけでもない。電車と気動車とで総括制御されて運転している
 9××Mが該当列車だというので探してみたが、直近で見当たらず朝の運用は消滅したのか?と思ったらしっかりやってきた・・・・・・そのうち乗ってみたい。北海道新幹線が札幌延伸したら小樽以遠の函館本線は経営分離されるそうだし、そうなると山線直通の気動車が必要なくなるので去就が注目される


 青函運用から転用されてきた789系の0番台。白鳥で乗ったことがあるかもね。いまは函館本線、千歳線、室蘭本線の特急ライラックやスーパーカムイで活躍する

 さて、天気が安定しているうちに移動を開始しよう。昨夜、日付が変わるころに投宿なんてことにならなければ、朝のうちに市電の延伸部分に乗ろうと思っていたのだが、早起きがしんどくなったのでこれは次回に回すことにした
 函館本線の高架下通路を歩いて札幌駅に向かう

  さっぽろ→栄町:8:47 9303 「栄町」


 特に真新しいものはなく、久々に東豊線に乗って終点の栄町に到着。札幌の地下鉄は2011年に来た時にすべて乗っている

 天気が回復していれば距離は1.5kmくらいだし歩こうかと思ったが、時折強めに雨が降るので素直にバスで向かうことにする
 
 栄町のバスターミナルから空港行の連絡バスが出ているのだ。もっとも、バスは札幌駅前から出ているので、最初からバス1本で来ることも出来るのだが

 空港連絡の要所なので、航空便の発着案内もディスプレイに流れている
 到着時点でバスの時刻まで20分少々あり、客も自分一人きりだったが時間が経つにつれて少しづつ増えてゆき、リムジンバスが到着するころには10人程度にまで増加していた

  栄町駅前→丘珠空港:北都交通 9:25発 「丘珠空港」


<札幌・丘珠空港>

 待ち時間を調整すれば札幌駅から30分で来れるな
 北海道の空の玄関口が新千歳空港なのは異論がない。国内各地から、海外からも大勢の旅客を運んでいる。千歳からももちろん道内各地へのローカル便は出ているのだが、札幌のローカル空港といえば、この丘珠空港だろう
 かつては東亜国内航空やエアーニッポンがここをベースにYS−11で道内各地に路線を展開していた。札幌中心部から30分で来れる立地にありながら自衛隊管理飛行場で、住宅地が間近に迫るため滑走路の延長ができず、基本的にプロペラ機しか就航していなかった。プロペラ機という制限が付くと、自ずと長距離路線は就航できず、千歳は道外、丘珠は道内という住み分けに落ち着くことになる
 近年では小型リージョナルジェットの性能が向上し、丘珠のような1500m滑走路でも条件次第では運航できるようになり、事実FDAはジェット機のエンブラエルEシリーズを使用して松本線や静岡線を開設している。しかし、いかに軽量のエンブラエルでも1500m滑走路では重量を減じながらの運航(つまり代替空港の設定が厳しくなる)で天候の安定している夏期のみの運航にせざるを得ない。もう300mあればエンブラエルなら十分な離着陸ができ、ペイロードの制限は不要。737クラスでの運航まで期待できるのだが、計画どまりとなっている。かつての広島空港は1800m滑走路でB767やA300の運航を行っているので、同条件なら丘珠から中型機による羽田への直行便就航も夢ではないのだが・・・・・・

 フェンス越しに、北海道エアシステム/HACが導入を開始した新型機ATR42が見える

 あまり時間は無いけど、せっかくなので展望デッキに上がってみる

 丁度函館からのサーブが到着した。JA02HC、3機導入され、最後に残った1機だ
 HACオリジナルの緑ストライプカラーや設立時のレインボーカラーは撮れなかったな・・・・・・

 2019年年末に受領し、翌年から就航したATR42−600の初号機、JA11HC。北海道のデザイナーを起用した特別塗装機

 今年の4月に受領した2号機、JA12HC。これの他に9月に受領した3号機がいるが、こちらはこの時点ではまだ鹿児島の日本エアコミューターで受け入れ整備中だったかな。なお、3号機であるJA13HCは北海道エアシステムでは初めてのワンワールドカラーだそうだ
 撮るもの撮ったので出発の手続きをしよう

 小さな出発ロビーに小さな搭乗ゲート。ボーディングブリッジは勿論無い

 乗客はゲートを通ったら階段で2階から1階へ降り、ランプエリアを徒歩でシップへと向かう。移動ルートは白線で示されている。足跡はキタキツネのものかな

 今日、これから乗るシップはこれ。旅客機としてはとうとう日本最後の1機になってしまったサーブ340だ(航空機としては海上保安庁で引き続き使用されている。また、ボディをストレッチしたサーブ2000が航空局で使用されている)

 内蔵タラップで機内へと。2013年に兵庫の但馬から伊丹に飛んで以来のサーブ。三回目で、恐らく国内最後のフライトになるであろうサーブだ

 左、後方一人席の窓側をチョイスした。右側のほうが北海道の風景はよく見えそうだが、一人旅には一人席が具合良い。もっとも、今日は天気が悪いのでエンルートは雲しか見えなそうだが

 すぐ隣では朝日航洋のAS355エキュレイユ2が離陸してゆく。まもなく、ドアがクローズされ、エンジンが回り始めた

  札幌・丘珠→函館:JL2745 10:05発 SF340B JA02HC 10A


 その場でくるりと向きを変えて、

 これからのHACをしょって立つ後輩達の後ろをすり抜けてランウェイへと向かう
 使用ランウェイは32。ランウェイに乗るといったん右に曲がり、すぐにエンドで向きを変えたら滑走を開始。軽やかにエアボーン

 札幌の街が遠くなっていく。サーブから見る札幌の街はこれが最初で最後だ

 少しずつ断雲が広がり、まもなくとうとう視界は真っ白になった

 小刻みに揺れながら雲中飛行すること数分。雲を抜けた上は抜けるような青空だった。気流も安定している

 雲の隙間。遠くに北海道の山々が見える。あれはどのあたりまで見えているのかな。北海道は大きすぎて距離感つかめないな

 内浦湾上から再び陸地上空。鹿部あたりから入り込んでいく

 亀田半島の付け根上空。下は紅葉

 函館空港を上空をHIT。直角に飛行し津軽海峡側に抜けてゆく

 高度をさげながら左へ

 さらに左へ旋回しアプローチラインと直角に。もう一度90度旋回したらファイナルアプローチだ。サーブは小型機なので小さく円を描くようにアプローチラインを紡いでゆく
 東側からR/W30に着陸。スポットイン

 乗客の皆さん降機後、最後に機内を撮影させてもらった
 まだ海上保安庁では使用されているけど、おいそれと乗れないので、これが国内では最後の搭乗だな。今度はどこか、知らない外国でまた会えると良いね

 函館空港に到着したJA02HC。制限区域内だからあまりもたもたしていられないけど

 ターミナルに歩きつつ、振り向きながらもう1枚

 乗り継ぎ便まで少し時間があるので展望デッキに上がった。乗ってきたサーブは給油中

 海上保安庁のサーブがエンジンランしているのが見える。短いダッシュ8も最近あまり見かけなくなった
 似たような大きさにに見えるがダッシュ8Q300は横4列なので50人くらい乗れる。サーブの50人くらい乗れる機体となると、340をストレッチした2000になる
 海上保安庁の機体はボンバルディアに移管されてから設計変更されたQシリーズだが、ベースのDHC8はサーブ340と同時期の1983年に開発されている

 しばらくタキシーウェイでブンブンエンジン回していたが、ようやく飛ぶ気になったらしい。エンドに向けて走っていった

 離陸・・・・・・はちょっと厳しいな

 東京からの折り返し搭乗便、B767−300ER、JA609Aが到着したが、せっかくなのでもう少し粘っておきたい

 今度は奥尻行になったサーブが動き出した。丘珠便に比べて乗客は多くはなさそうだった

 奥尻行2891便離陸。これが、国内運航旅客便最後のサーブ340になった・・・・・・

  函館→東京・羽田:NH554 12:00発 B767−300ER JA609A 2A(プレミアムクラス)

 予定していたイベントはすべてこなした。あとは東京へ帰るだけだ

 左の窓側しか取れなかったけど、まぁいいね。最近767ばっかり乗っているね

 さよなら函館、さよなら北海道。また来よう。すぐ来ようw北海道はいろいろと無くなりそうなものが多いしね

 ちょうどお昼の便をチョイスしたので昼食は機内でと決めていた



 しっかりした御飯が出てくれて嬉しい♪

 ご飯食べているうちに東北地方も半ばまで来ていた。岩手県上空かな

 仙台市の西側辺り。ちょっと断雲が多くて地上がわかりにくい

 相馬。松川浦

 福島南部まで来ると視界がずいぶんよくなった。中通り上空を南下してゆく

 百里飛行場

 霞ケ浦のほとり。ソーラーパネルが長く連なっているのは2015年に廃港になった阿見飛行場。1980年に東京の東雲から飛行場機能が移されて35年で廃港となった

 新東京国際空港

 木更津の製鉄所群をかすめてファイナルアプローチ

 羽田空港に到着した609A。10年ほどぶりに北海道に出かけたけど、とても実りある2日間だったね!

 了・・・・・・とはならないんだな、これが


<閑話休題>

 当初予定は28日、29日の北海道旅行だけであった。勤務は28、29日を有給休暇とし、30、31日は公休日を振り替えて出勤の予定であった。所用が出来たので後に11月1日、2日を更に有給休暇取得し、中1出番だけ勤務する予定で推移していた
 所がである。出立数日前に公休日の出勤の必要性がなくなった。そんなわけで、急遽6連休になったわけだが、だからといって航空券は手配済みで北海道旅行の日数を延ばすことも出来ない・・・・・・
 だったら、直前ということもあるし、「トクたびマイル」を使って3000マイルでどこか行くか・・・・・・と、相成った

<10/30>


 今日も京王ライナーで上る
 本日から京王ライナーは土休日のみ明大前に停車するようになり、その1番列車がこの列車なのだが、まぁそれは紀行とは概ね関係ないので割愛

 検査場はご覧のとおりの長蛇の列。9時20分に並んで通過したのは9:50分・・・・・・
 コロナ下での旅行も度々行ってきたが、旅行者が減っているのに第1ターミナルはいつも検査場渋滞している気がする

 だいぶ機体は増えたけど、まだまだ珍しい気がして見かけると撮影してしまうA350。まだ2回しか乗ったことないからもう少し経験しておきたいな

 シップはもうPBBに繋がれていた。今日の岡山行235便はB737−800、JA338Jだ

 ゲート付近は思いのほか閑散としている。隣のスポットは長蛇の搭乗客を飲み込んでいるのに。岡山便は空いているのかな??

 搭乗開始。直前に手配した割には右の窓側が取れた

  東京・羽田→岡山:JL233 10:25発 B737−800 JA338J 35K

 岡山便は空いている・・・・・・そう思っていた頃が私にもありました・・・・・・
 違う。空いているのではない、検査場をみんなまだ全然通過できていないんだ。そりゃそうだろう、さっきのあの混雑だ。通過するのに30分かかるんだぞ?あの大渋滞が解消されているわけが無いだろう?
 とうとう「検査場混雑のため、出発が遅れます」なんてアナウンスが流れ始めた

 結局、20分遅れて出発である。う〜む・・・・・・これは由々しき事態。そんなに余裕のある行程ではないんだ


 遅れはしているけども、今日も快晴の羽田を離陸。今日は西を目指して上昇してゆく

 わが家が見えるあたりの南側を飛行してゆく。岡山とか広島あたりへ行く便は概ね神奈川と東京の境目辺りを飛んで行く

 若狭湾から日本海が遠望できる

 不思議な形の施設。Spring-8という日本原子力研究所と理化学研究所が共同で建設した実験施設。レーザービームとか光子だとかの実験研究施設らしい。何度も周辺飛んでるけど、初めて気づいたな

 岡山国際サーキット

 サークリングすることなく、そのまま真っ直ぐR/W25にランディング。15分遅れで岡山空港に到着

  岡山空港→岡山駅西口:おかでんバス 12:00(12:15)発 特急「岡山駅西口」

 連絡バスも15分遅れて発車した
<岡山>

 キハ47 2001。吉備線総社行。もうなにもする余裕が無くなったな。所定なら岡山電軌の元日光軌道線乗るつもりだったんだけどね

 仕方ないので、もうすぐに新幹線ホームだよ

 無印700番台が消滅したので、この顔の電車もレールスターだけになった。ひかりレールスターとして走る列車は殆ど無く、主にこだまで活躍する700系7000番台


  岡山→新大阪:784−2063 13:23発 26A のぞみ26「東京」 16号車10E


 旭川を超えて東に向けて加速してゆく

 新大阪なんてあっという間だよ。40分くらいしかかからないんだから、ちょっとおにぎり齧ってたら着いちゃうよ

  新大阪→千里中央:31606 14:14発 「千里中央」


 終点の千里中央。座席の下が光っている。これ、終点着いたら光った・・・・・・かな。ずっと点いてたかな
 2016年度に増備された31604Fからあれこれマイナーチェンジしているみたいで、この座席下照明もこの次車から採用されたものだそうだ。大阪市の導入前プレス発表によると、「暗い箇所(=影)を無くすことが安心感につながるという知見に基づいた取り組みです」とのことだ。全体的にこの3次車以降は人間工学に基づいた快適性を訴求するような改良がなされている

 ここから先、箕面方面に延伸計画が進んでいるので、ここが終点駅なのはこの先数年の話
 2023年度には箕面萱野駅まで延伸開業する予定なので、そしたらまた乗りに来ないとね

  千里中央→大阪空港:1224 14:36発 「大阪空港」


 今日の構内自動車展示会は新型タフト

 待つほどなく帰りの飛行機が東京からやってきたよ。B767−300ER、JA617A
 昨日と同じシップじゃなくて良かったw

 なんの変哲もないB767。一昨日から3日連続でもう3回も乗っているね

  大阪・伊丹→東京・羽田:NH032 16:00発 B767−300ER JA617A 2A(プレミアムクラス)

 帰りはプレミアムクラス

 陽が傾いてきた伊丹空港を出発

 食事は洋食だ

 サンドにフルーツ、お菓子。昨日は和食だったからガラッと変わって嬉しいね

 ご飯食べてたらもう伊豆半島まで来てた

 日没間際の斜光に富士山が浮かび上がる

 シルエットになった三浦半島を掠めて降下してゆく。まもなく羽田空港に着陸だ


 おまけ。八王子には多摩川線に送り込む西武101系赤電カラーが停まっていた

 今度こそ了