常陸上野関越紀行


<2021/1/5>

 正月早々だが、ちょっと近所の未乗線区に乗ってこようと思った

 八王子からの特急指定席を確保しておいたが、せっかくなので時間あわせて209系運用を狙った。E233のトイレ設置工事が終わるか、遅くともグリーン車組み込みまでの運用だろうからな・・・・・・

  高尾→八王子:モハ208−1003 8:19発 898T 快速「東京」

  八王子→東京:クハE352−11 8:34発 5004M 特急あずさ4号「東京」 12号車12D 普通車指定席

<東京>

 新型(?)のE257踊り子。あと2ヶ月もすればダイヤ改正。185系は消滅し、これだけになる

 品川からのE657が入線

 257と657のツーショット。そういえば、末尾どっちも57だけど、257は2001年、657は2012年と10年以上の隔たりがある
 よくみると657は前面のっぺりなのかと思ったらなんか板貼ってあるのな。先頭部はFRPらしいので強度維持のためかな

  東京→水戸:モハE657−212 9:53発 7M 特急ひたち7号「いわき」 2号車6A 普通車指定席

 E657は初めて。久々の常磐線特急だ。土浦以遠に行くのも久々
 スーパーとかフレッシュとかなくなったが、概ね昔のスーパーが今の「ひたち」で、多停車かつ近距離のフレッシュは「ときわ」という名前に整理されたようだ。ときわっていうと455系の急行を思い浮かべるね?
<水戸>

 スーパーじゃないけど速達型のひたちは水戸までをかつてのように130km/hでぶっ飛ばし1時間少々で到着

 乗り継ぎの便は良い。直ぐに水郡線の列車があるが、列車はまだ入線していなかった
 水害で不通になっており、列車は現在袋田までの運転。常陸大子以北に行こうと思ったら、袋田の一つ手前の上小川から代行バスに乗り換えてゆく。道路状況の都合で代行バスが運転区間の終点同士を結んでいないのが面白い

 てっきり折り返しなのかと思ったが車輌基地から回送されてきたキハE132−3

  水戸→上菅谷:キハE132−3 11:15発 829D 普通「袋田」

 水郡線なんて四半世紀昔に水戸から郡山まで乗り通したきりだから、当然新型の現行キハE130なんて初めて乗るよ。それまではキハ110が使用されていたが、朝夕ラッシュ時に水戸口のラッシュを2ドアでは捌ききれないとされて新型に置き換えられた
 初めて乗ったときもキハ110が随分入っていたけど、運用は大子以南が主体でそれもキハ58と混用されていた。以北はキハ40系列で、キハ23も少しだけ残っていたな・・・・・・

 次の駅、常陸青柳。目の前に駅名票が来たので撮影
<上菅谷>

 上菅谷で接続待ちの太田支線キハE130ー3と6の2連
 同じ路線名で枝線があるのは最近では珍しい。ここでいわゆる「太田支線」に乗り換え。この太田支線が関東近辺のJR路線で唯一残っていた未乗線区
 基本的に水戸〜大子方面の列車に接続して太田行列車が設定されているが朝夕は水戸までの直通列車も走る

  上菅谷→常陸太田:キハE130−3 11:35発 929D 普通「常陸太田」

<常陸太田>
 
 常陸太田までやってきて水郡線完乗。残るJR東日本未乗線区は八戸線と東北新幹線の仙台〜盛岡間だけだ
 一昔前なら、日立電鉄で大甕、鮎川に抜けていただろうけど、それはもう叶わない

 直ぐに来た列車で水戸へ引き返す
 今度は上菅谷よりの6に乗ろう

  常陸太田→上菅谷:キハE130−6 12:00発 930D 普通「上菅谷」

<額田>

 太田から数えて3つ目の駅。かつての貨物輸送用ホームだろうか?
<上菅谷>

 再び上菅谷。水戸からの列車が太田支線と同じホームで乗換えが出来たと言うことは、水戸行の列車は反対側に渡らなければならない。構内踏切を通って水戸方面ホームへ。ここでは上下列車の通行区分が左右逆になる

  上菅谷→水戸:キハE130−1 12:22発 840D 普通「水戸」

 4両の長い編成。一番後ろのトップナンバーに乗る
<中菅谷>

 ちょっと綺麗で立派な乗車駅証明発券機が目に付いたので一枚。金額が書いてあるけど、もちろん乗車券は買えない
<水戸>

 水戸に到着した840D。乗ってきたキハE130−1
 少しだけ乗り換え列車まで時間があるので、ホームの立ち食い蕎麦で昼食。慌しく食べて、目の前の上野行に乗り込む

  水戸→友部:モハE531−2013 13:00発 394M 普通「上野」

  友部→小山:サハE531−3006 13:19発 750M 普通「小山」

 水戸線もE531になった。415系はもう随分前になくなったし、E501系も2019年の3月改正から水戸線では使用されなくなった
 車輌的な面白味は全く無くなったが、友部から下館の間は筑波山の裏側の山裾を縫うように走る。電車は近代的になったが、少ない乗客、静かな乗客、小刻みに響くジョイント音がどこか遠くのローカル線然としていてちょっとホッとする。旅をしているな、って気にさせるね
 下館から少し乗客が増えるが、終始静かなまま鬼怒川の長い鉄橋を渡り茨城西端の結城へ。高性能になったせいで、交直デットセクションも気付かないまま終点小山に到着
<小山>

 小山に到着した750M

 両毛線ホームには211系が到着した

 EH500牽引の燃料輸送列車。通過列車のアナウンスが聞こえたが、実際どの番線を通るか判らず、あわてて撮ったがスマホでは無理があったな。

  小山→宇都宮:サロE230−1002 14:31発 541M 普通「宇都宮」

 短距離だが、贅沢するw

<宇都宮>

 ここから日光線に乗り換え。こんなところに205系が残っていた。しかも元京葉の0番台だ

  宇都宮→鹿沼:モハ204−606 15:24発 849M 普通「日光」

<鹿沼>

 鹿沼市JR側の代表駅だけあって結構な人が降りた
 ここから東武駅へとバスで抜ける

  JR鹿沼駅→東武新鹿沼駅:リーバス古峰線 15:50発 「古峯原」 


 栃木22う665号車。木の床、ボディに錆びも目立つくたびれた感が地方の路線バスっぽい
 1993年に関東自動車が自社発注した日産ディーゼルに富士重の7Eボディを架装した車輌。形式はU-UA440HSN。今年で28年も使用されている経年車ならそりゃぁくたびれているよなw
 ほんとは最古参の1988年導入6Eボディ車を期待したのだが、そもそも予備車なので仕方ないか・・・・・・
<新鹿沼>
 
 夕暮れの新鹿沼に到着

 区間急行南栗橋行6050系。これも南栗橋以南には入らなくなった

  新鹿沼→北鹿沼:6173 16:15発 普通「東武日光」

 乗車予定の上り列車まで1時間程度時間があるので、ちょっとだけ6050に乗ってみたくなった

 折り返し電車の都合で1駅しか乗れなかったけど、前パンがかっこいい6173で北鹿沼まで
 この6173は6050系としては初めての新造車。それまでの2連22本は6000系からの改造車
<北鹿沼>
 
 降りたのはうきは1人きり。何の飾り気も無い簡易的な駅舎。券売機などを風から守るためだけの囲い・・・・・・という感じか

 平日とはいえ、正月5日なので夕方でも人気はない。通常ならもう少し乗客いるのかな・・・・・・
 2019年の1日平均乗降客数185人ではほぼ利用は無い駅だな・・・・・・
 それでも2000年くらいから比べると少しずつ増えていっているみたいだ

 2009年までは開業当初からの立派な木造駅舎が残っていたようだ。ちなみに乗車券は近くの商店で販売しているようだが、この様子では今日は購入できないだろうな
 通過する金色のスペーシアを眺めてまもなく、戻る列車のライトが畑の向こうから近付いてきた

  北鹿沼→新鹿沼:6151 16:30発 普通「新栃木」

<新鹿沼>
 
 乗ってきた6151。こいつが6050系のトップナンバーだ。ただし、種車は6103Fなので6000系としては第3編成。6000から6050への改造は必ずしも編成の製造順序が一致していない
 伊勢崎線から日光線への長距離優等列車で活躍した6050系も栃木から日光方面のローカル輸送が活躍の場になってしまった。かつての5050系、3050系のような待遇だ。都心に近いエリアでもどこかローカル色が強い東武鉄道にあっても、2ドアでは近年は使用に耐えられなくなっていたのだろう。すでに運用削減のあおりで廃車も始まっている

 まもなく17時。夕方ラッシュ時だが静かなものだ。乗車列車の発車時刻が近付いてきたので再度入場しよう

 16:57発の南栗橋行急行は日光線全線開業90周年記念の6000系リバイバルツートンカラー4連だった
 6000系に少しでも似せようということで単純にツートンにしているんだろうけど、6050の特徴を活かして窓周りブラックフェイスでも結構ありそうでアリ

  新鹿沼→大宮:クハ253−1001 17:03発 1098M 特急日光8「新宿」 6号車6D 普通車指定席

 253系は初乗り。せっかくなので栗橋の短絡線に乗ってみたい
<栗橋>
 東武⇔JRの境界駅で、ここで乗務員が交代する。東武もJRも同じ直流1500vだが電源の混蝕を防ぐためにデッドセクションが設けられており、電気的には繋がっていない。列車はここを惰性で通過するが、その際は昔ながらに電灯や空調が切れる
 東武の本線から分岐器を渡り短絡線へ。低速で分岐器通過後にデッドセクションなので速度には凄く気を使いそうだ。もう外は真っ暗なのでデッドセクションを味わうには好都合。電灯がパッと消え、空調も遮断。乗客も少ないので車内は静まりかえった・・・・・・まもなくパパパッと電灯が瞬くと列車は停止、乗務員の交代位置に到着したようだ

 ラッシュとは逆方向なので東北線内も快調に飛ばし大宮到着。新鹿沼からはぴったり1時間

 大宮に到着した日光号253系

  大宮→越後湯沢:E446−12 18:18発 407C MAXたにがわ407「越後湯沢」 7号車23D グリーン車指定席


 大宮まで帰ってきたからと言って、そのまま家に帰るわけではない
 新幹線の2階グリーン席なんぞに納まってしまう。さっそく大宮で買った駅弁の蓋を開けつつ、流れさる夜景を眺めて舌鼓
 下りの新幹線だしそんなに混んでないだろうな?とは思っていたが、普通車指定席の無い列車なのでグリーン車を押さえておいた。自由席は混んでたのかな?
<越後湯沢>

 終点越後湯沢に到着。今年の10月には運行終了するそうなのでE4も乗っておきたかった

 大柄な車体と越後湯沢の駅名票

 今シーズンも大雪が何度かあったが、ここ数日落ち着いているようで今日も降雪はない。道路も積雪は無く綺麗だ

 駅から直ぐの湯沢グランドホテルに投宿

 食事なし素泊まりなので布団も敷かれていた

 部屋の窓から見る目の前は雪国って感じ。やっぱり1度くらいは大量の雪景色を見たい

 雪の舞ってきた露天風呂でゆっくりくつろいでから就寝


<1/6>


 夜に少し降ったようだ。昨夜は見えていた路面が雪に隠されている

 雪国の朝は寒いけどなんか気持ちが良いよね

 帰りはE2

  越後湯沢→大宮:E215−1023 7:48発 2404C たにがわ404「東京」 9号車8A グリーン車指定席


 朝陽が差し込んできた湯沢の街を後に・・・・・・

 関越トンネルを抜けた群馬側はもう雪は全く無くなっていた・・・・・・

 了