甲武日原小紀行
2009/12/8
秩父へ行こうか、富士へ行こうか・・・それとも都内にしようか・・・。すでに10時だしなぁ・・・遠出はなぁ・・・・・・上野原の社見てないな・・・小菅でも行くか
車でぐるぐる走り回った記録かと思いきや、わりと鉄分とかもあったりして?
というわけで、午前中遅くからの出立
国道20号、大垂水を越えて上野原へ。県道33号を辿り、棡原から18号で西を目指す
紅葉も終焉。殆どの木々が葉を落としている。冬枯れも始まった山村の中の小道を快調に飛ばすこと小一時間。西原地区に到着
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目の前にデーンと駐車
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甲斐国・西原郷・一宮神社。以前通ったときは既に真っ暗だったので探索を諦めた。そのときから引っかかっていたのだ。甲斐国一之宮は笛吹市「一宮町」にある浅間神社なんだ。ここは前回行ったね。この浅間神社に行った後日、ここを通って発見した
なぜかこんな山奥に「一宮」を名乗る社がある。御由緒書きは見当たらないので、取り合えず階段上がって上に
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何造り・・・っていうものではない社。あたりに御由緒書きとか、何を祀っているとか、そういった類の説明はない。人気も無いし・・・
神紋は三つ巴でこれも良くある形。左側に神楽殿があるが、舞台側の扉はすべて開け放たれていて少々荒廃しかかっている。とはいえ、まったく手入れされていない訳でもない・・・いろいろ良く解らん
延喜式に載っているような社ではないことは確か。最初にあるように、この界隈の郷の一宮である可能性が高い。近くに白山神社とかあるし、丹念に探せば西原郷の二ノ宮、三ノ宮もあるのかもしれない
なんかヒントはないものかとうろうろしてみる。見つけた石碑は
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・・・・・・なんで出羽三山????
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ひゃっほう。わりと簡単に見つけたぜ・・・最初にもっと良く見ておけばよかった
っていうか・・・そうきたかwwwまったく予備知識無しのあてずっぽうでも調査対象に巡り合うっていうね。というかもうね、山梨とか静岡とか浅間信仰の中心だからね。一宮さんはみんな咲耶姫様なんだよ!!
すっきりした・・・・・・・いや、してない。結局、「一宮」神社という名前が本来の名前なのか、もしくは別にあるものか。恐らくなんだが、浅間神社から分かれてきたものだと思うんだ。一宮でコノハナサクヤだし
それ以上は解らず、人に聞こうにも人気も無いので出直すか・・・鶴峠に向けてレッツゴー
延々とブラックマークのある鶴峠のヘアピンを抜けて。小菅から小河内。奥多摩に。奥多摩周遊抜けて数馬から五日市に出ようかな?なんて思っていたけど、ちょうど葉も落ちて探索しやすいし、日原にでも行ってみるか・・・と
奥多摩駅手前で左に曲がる。この都道は狭いんだ。ホントに
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東京だぜ。これ・・・・・・
氷川から日原にかけては石灰石の産地。あちこちに鉱山、坑道が張り巡らされている。露天で彫ってるところなんてほんの一握り。山のなかに網の目のように坑道があるんだ
倉沢のトンネルを抜けると登竜橋。橋の袂に車を停めて下を見てみると・・・
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くりーんひっとぉ!!ベルトコンベヤに囲まれて打ち捨てられた鉱車を発見。すーっと視線を左にずらしてゆくと・・・・・・
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あーっ!?レールだろ!!あれ!!!
10mくらい降りればいけるかなぁ・・・・・・
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んー・・・まぁ、すでに降り始めているんだけどね。おあつらえ向きに階段なんかあるもんだから。落ち葉が積もってて非常に滑りやすい上に、階段が斜め。柵はぐらぐらで体重預けるには心許ないなぁ・・・
でも、イク!いっちゃう!!
やべぇ。マジでイキそうだ。洩れそう
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途中から手すりないし。戻れるんか・・・これ。さらに階段すらなくなった。いや、あるのかもしれないけど、堆積した落ち葉で足元に平らな部分を感じられない
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平場に下りてきた。3段くらいのスイッチバックをしたが、降りるのに精一杯で写真撮ってる暇なかった。所々ある柵には廃レールが使用されている。これは期待せざるを得ない・・・・・・いや、もうね、左にチラチラ見えてんのよ。左に・・・・・・・
左を見てみると・・・・・・・
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ひゃっほう!!キタコレ!!
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傍から見たら「あったまおかしくなったんじゃねーの?」ってくらいに絶叫してた。なにこの危ういバランス。萌える!!
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萌えすぎる!!
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すげぇぞぉ。高いぞぉ!?枕木はみ出てるからなぁ・・・
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うはぁ・・・・・・・おいしすぎる・・・。枕木朽ちてるし。蔦絡まってるし
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木橋。丸太をレール方向に渡しただけだとぉ?こ・・・こんなんで、鉱車を支えていたのか!?
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すっごい良いね。この眺め・・・・・・。この廃ップリ
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後ろを振り返る。線路はぷっつり途切れている。少し大きめの谷を渡って・・・・・・向こうに口あけてやがるな・・・・・・
あれを最終目的地とする。ざっと見たところ、左側に巻いていけば大丈夫そうだと判断
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谷間に散乱するグランビー鉱車の残骸を横目に・・・してるけど、こっちは結構必死。道なき道を行く。滑る。下は湿った土。その上に堆積した幾層もの落ち葉・・・帰れるかな・・・・・・・
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地面からにょきにょきレールやら廃材が生えてる
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回りこんできた。鉱車やらレールやらが散乱している。使命半ばで打ち捨てられたか、それとも使命を果たしたのか・・・
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後ろはもう坑口。しっかり金網で塞がれており立ち入ることは出来ない
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わりと新しい錠が付いていたので、多少なりと利用されているのだろうか?
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坑口側に辛うじて残っているレール。少し右曲がり。右に曲がりながら谷を渡って、先の部分に連結するわけだね。おしまい
坑口側まで来たお陰で、行きとは違うルートを発見・・・・・・したが、こちらはこちらで足場が酷い
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脱出。お疲れ様でした。大満足だぞ!!
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いやぁ・・・凄いねぇ。高いねぇ・・・・・・左にかすかに見えてるのは廃都道だねぇ・・・
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うっひゃぁ、滑ってるねぇ。大崩落
という、ことで、日原鉱山跡レポ。まぁ、ココのアレとか、コレとか見てたので存在自体は知ってたんだけどね。道中で思い立ったので、ポイントの特定が全く出来ていなかった。あそこで降りて橋の下を見たのも偶然・・・というか、直感から為せる技で・・・もしかしたら全く成果は無かったかもしれない
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谷を跨ぐ大鉄橋。こちらは現役の曵鉄線
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ワイヤーでつながれたグランビー鉱車が延々と行き来する・・・んだけど、今日はお休みみたい
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鉱車のUP。トロッコ大好き大好きトロッコのうきはさんにはたまらんにゃぁ
日原堪能して帰途につく
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鳩ノ巣で一服・・・またなの?また鳩ノ巣なの?馬鹿なの!!?
だって散歩コースだもんよ・・・
今日は滝山街道まっすぐ帰ってきましたとさ
了