南国台湾旅行記


<2003/2/24>

 超久々の海外旅行。っていうか、二回目だけど・・・・・・。表題の通り、台湾への渡航。このためにパスポートも新調したしね~。昨年の社員旅行は1泊で沖縄だったが、今年はとうとう2泊で海外になった

 雨の中到着した成田・新東京国際空港第2ターミナルは人ゴミの中。2タミを使うのは初めてだ。前回はキャセイだったので1タミだった。とはいえ、1タミも改装されているから当時とは雰囲気違うんだろうね?早々にチェックインし、仲間とお茶する
 出国審査してゲートへ。ゲートはバスラウンジ。バスでシップサイドへ
 スイスエアのニューカラーMD11を見る。最近はMD11自体希少になってきたね。そのほかにもフェアリンクのカナディアとか、ヴェトナムのB767、エアマイクのB737、ガルーダのA330、全日空のポケモンインターVer、中国東方のA300-600R、アシアナのB767、JALのMD11を見たよ
 シップはB767-300ER。JA605A。全日空の保有する長距離型B767でも、もっとも新しい機材のうちの一機。この機体はニュールックインテリアと言う新タイプの客室使用で全クラス全シートにテレビが付いている
 雨だったのにボーディングの時は小雪になってきた
 うきはのシートは後ろよりの37J。右の通路側。国内で飛行機乗るときは窓側をリクエストするのだが、今回は四時間も飛行機に乗るのでまぁ、通路側でも良いか
 
東京・成田→台北・中正:EL2103 10:40発 B767-300ER JA605A 37J 

 エアーニッポン便だけど、機材も乗員も全日空からウエットリースして運航。エアーニッポンは台湾では「日空」と言う。機体はANAのフルタイトル機だが、L1ドア横に「ANK」のステッカー、胴体横には「AirJapan」のステッカーが貼ってある。3社使用の共通事業機という位置づけだ。ほぼ、台湾路線専用機材と言って良いだろう
 今日はBランウェイを北に向かって離陸。ランウェイエンドまで15分くらいかかる。その間に初物スカンディナビアのA330、タイインターのB777-300を目撃
 台湾までは約4時間のフライト。台北到着は13時45分の予定でぱっと見3時間しか飛ばないように見えるが、台湾は日本との時差が1時間あるので日本時間では14時45分到着となる。離陸一時間後、うきはのフライトタイムは合計50時間を突破
 離陸後ドリンクサービス。早速ビールを頂く。国際線はロハでアルコールが飲めるから嬉しい。でも気圧が低い分まわりが速い・・・。
 機内食はチキンをチョイス。なんか中華丼みたいなのが出てきた。一昨年のテロ以来初めての国際線で初めての機内食を摂ったが、ナイフはやはりプラスティックであった。でも、フォークは金属製なんだよね?これでも人に危害を加えようと思えば如何様にも・・・・・・まぁ、言い出したらキリないけどね
 クルーズ中は少し機内探検したけど、もっぱらゲーム。なんというか、普段仕事で見慣れた機内だしね
 飛行ルートは西行きの通常ルート、詳しくはキャプテンも話してくれなかったが、四国→九州→沖縄→台湾。四国は高知を経由すると行っていたので、恐らく、大島→河和→清水→日南→那覇→石垣→台北といったところか?途中でちらっと陸地が見えたが、時間的にみて九州だとは解ったが詳細な地点は判別できなかった
 先述の通り、台湾と日本は時差が一時間ある。時計を一時間遅らせる

 13:35分。薄曇の台北・中正国際機場にタッチダウン。うぅ~ん。肩こった・・・・・・
 隣のスポットにはエヴァエアのニューカラーB757!!でも、エヴァはB757は使ってなかったはず・・・・・・いつの間に導入したのか?と思ったら、吸収した馬公の機体だ。こりゃぁ。エヴァはニューカラーのB767とB747-400も目撃。反対側のスポットには見なれたユナイテッドのB777-200。シンガポールのB747-400も見える
 台湾での初物は復興航空ことトランスアジアのA321。中華航空のA300-600RとB737-400もいる
 到着して入国審査前に早くも両替。空港が一番両替レートが良いそうだ。¥12000が3419NT$になった。1元は3.5円ほどだ
 中正機場から台北市内へはバスで移動。2台に分乗して、私は1号車に乗る。バスはダブルデッカーかと思ったが、下は荷物スペースと運転席だけで、実質ハイデっカーであった
 空港内で遠東航空のB757、トヨタ・カムリのスペシャルマーキング機、会社が破綻して着陸料が払えず、以来駐機しっぱなしのグランドエアのB737‐200、どこのやつだったのかさっぱり解らないホワイトボディのA300を目撃
 同じ地点で目を逆に向けると、航空博物館の敷地内に台湾空軍で活躍したC-47、F86Fセイバー、F101ブゥードゥーが見える。F101なんか初めて見たよ!!
 バスは国道1号線を進む。台湾は右側通行なので、左側に座った私からは対向車線が良く見える。途中でダンプがガードレール突き破って下の畑に半分落ちかかっていた。国道は右も左も日本車ばかり。台湾には自国メーカーも存在するが、市場規模が小さいのですべて外国メーカーのOEM生産がメインで、そのうちほとんどが日本のメーカーの現地生産担当だ
 この辺りでは米は二期作で周囲に見える田んぼはすでに田植えが始まっているとのこと。2月でも最高気温は20℃を上回るので納得。南部に行くと三期作の所もあるそうだとガイドのおじちゃんは言っている。もちろんガイドさんは日本語でガイドする。うきはは台湾の国語である北京語も台湾の現地語もわからないからね。というか、同行の全員がわからない筈だw
 途中では台湾新幹線のトンネル工事、頭上を飛び越える遠東のMD82、立栄のダッシュ8を目撃
 周囲の車はターセル、シビックが多い。シビックはEKが多数派。EGやEFもちょっと走っている。シビッククーペも見かける。インプレッサはGC8だけ、ロードスターとST185セリカは三日間通して一台ずつしか見なかったな。パトカーはコロナプレミオ。プレマシ-なんかも走っているな

 空港から小1時間で台北市内へ。台北市内最初の観光は龍山寺。淡水河にほど近い市街地に建つ、1738年に建立された台北一古い寺院。残念ながら本道の屋根が改築工事中だったが、なんと実物大の写真を本堂に掲げて工事風景をごまかしていた。うぅ~ん・・・
 龍山寺の次は中正記念堂。その間にバス車内から法務部、北一女中、総統府を見学
 無駄にでかい中正記念堂は蒋介石元総統のメモリアルパークである。無駄に広い園内を横切って、無駄に急な階段を上がると無駄に広い天井の記念堂に達する。記念堂内では一時間に一度、儀仗兵(衛兵)の無駄にオーバーリアクションな交代式を見ることが出来る
 中正記念堂のお次は早くも免税品店に連れていかれる。いきなり買い物なんかしないっての!!ってわけで、うきははボイコットして喫茶店でお茶。ツンツゥナイチャー(タピオカミルクティー)も飲んだ
 道路脇に屋台や出店が多い。こう言った店をちょこちょこ食い歩くだけで結構お腹は膨れてくる。しかし腐豆腐はくっさいなぁ・・・。
 市内はコンビニが多い。ファミリーマートがあるのは知っていたし、香港にセブンイレブンがあったのでここにもるんじゃなかろうか?と思っていたらやっぱりあった。他にはサークルKもあったね。ちなみにファミマは全家便利商店と言う。マック、モス、ケンタッキーは既に全世界的?凄いのは吉野家や松屋があること?
 市内に入ると目に付くのが黄色いタクシー。現地では的士・・・・・・じゃない、それは香港だ。計程車とか、出租汽車とか言う。車種はコロナが多いがセフィーロや日本じゃまずお目にかかれないGC8なんかが走っていた。後日ランサーのタクシーも目撃した。
 外車ではプジョーが圧倒的に多い。206や405で206はカブリオレもちらほら見かけた。ベンツやBMWも日本程度には走っている。しかし、シトロエンも以外と多く、クサラなんかも走っていたよ。単一車種ではクライスラーネオンがやたらに走っている。その外、アリスト、サニー、エクリプス、シャレードなんかも目にしたね
 台湾は原チャリが無茶苦茶多い。群れをなして大通りをかっ飛ばす。二ケツ当然。ノーヘルもいるよ。原チャもほとんどが日本のスクーターで、大型バイクでも原チャでもミッション車はほとんど見かけない。原チャといっても見た目が日本の原チャなだけで50ccではない。原チャも自動車もみんなぼこぼこ。綺麗な車両はほとんど見かけない。ぶつけて当たり前。これ常識な国。それが台湾

 ホテルは南京東路5段にある力覇皇冠大飯店(リバークラウンプラザ)。地図を見ると、地下鉄駅には少し遠いが、松山空港には以外と近い。ランクは忘れたが、結構良いホテルらしい。たしかに広い
 夕食は東楽、石ナベ料理で有名なんだそうだ。そして酒を飲む。台湾のビールは泡立たない。ま、たしかに日本のビールよりかは泡は少ないね。紹興酒も飲んだ。氷砂糖入れて飲むんだ・・・というか、甘い。甘いし、匂いが駄目だな・・・
 食後ホテルへ。すぐに街に出る。タイムテーブル探してあたりをさまようが、全く売ってない。旅行関連書籍は多いのだがタイムテーブルは皆無。意外と日本のガイドブックが充実しているのに驚き。諸外国のガイドブックの総数と、日本各地のガイドブックがほぼ同数位の比率で店頭に並んでいる。日本人が台湾にたくさん行くのと同様に、台湾人は日本にたくさん出掛けるんだな。戦利品は?というか、見かけただけだけど、「頭文字D」と「ちょびっツ」の台湾語版をコンビニで発見。110元位。日本円にすると約400円程度だから若干安いかな?あとで買って帰ろう


<2/25>

 ホテルでバイキング式の朝食を摂って街へ出る。六時起きなのでいささか眠い・・・。
 さすがに首都なだけあって既に活気に満ちている。道路は通勤ラッシュで昨日見たよりも遥かに大量のバイクが往来している。そしてクラクションの嵐!!
 朝から新旧プローブと新型ソアラ、ギャラン、インテR、ランチア・テドラを見たぞ。ミニバン、RVはあんまり走ってないなぁ。CR-Vは見かけたが・・・
 ホテル目の前の南京東路を少し西へ、右に曲がって光復北路を北へ20分ほど歩くと台北のもう一つの空港、松山機場に至る。早朝とあってか空港そばの旅行社は全く開いてない。格安券はあきらめて空港カウンターで購入することにした。
 ロータリーの真ん中には「松山機場」のモニュメント(??)、それをバックに遠東のMD82が物凄い急角度で離陸して行く
<松山機場>
 まずは遠東のカウンターに行く。国際線の老舗は中華航空だが、国内線の老舗と言えば遠東航空。まずは敬意を表して遠東航空からスタートだ。タイムテーブルを見ると一番近いのは8:20発。とはいえ、不慣れな空港なので少し時間をとって、撮影もしたいし縁起の良い(?)111便のチケットを買うことにした
 カウンターで最初に言った言葉は「ジャパニーズOK?」
 で、カウンター嬢が「はい」って言うから日本語で話し始めたら全然通じない。結局すぐにあきらめて英語で応答することにした。この日はこれきり「ジャパニーズOK?」は言わないことにした
 松山~高雄間の運賃は遠東の場合2070元。日本円にすると約7200円程度。フライトタイムは50分程だから、大阪行くようなものか?とすると、運賃は日本の半分程度だと換算できる。ディスカウントチケットだともっと安いとすると、5000円くらいで乗れたりするんだろうか
 この時点で機材はMD82かB757かはわからない。カウンターでゲットしたタイムテーブル上はこの二機種が書かれており、日によって使い分けているのだろう。MDが170席、757が220席程度なので200人前後は安定して運べるので固定する必要はないのだろう
 無事チケットを購入してさっさと荷物検査を受ける。全ての金属類を身体から外してゲートを通る。うきはは問題無し。が、X線を通った荷物が問題あった
 検査員が中国語でまくし立てるのでさっぱり事態が飲みこめず。取り敢えず日本人だと言うことを伝えて英語で話を聞くと、中に入っているのは水か?とのたまっているようだ。水なんか持っていたかな?と思いつつしばし・・・ああ、コーヒーだ。ペットボトル入りの小岩井ミルクコーヒーを見せて「GOサイン」。とはいえ、初めて荷物検査でが引っ掛かった。油断していたが、台湾でも液体の検査が強化されているんだ
 出発ロビーは狭くも広くも無く。なんて言うか。雰囲気が大阪伊丹に似ている。目の前には遠東のMD82が、立栄のMD90が!華信のF100が!!駐機している
 便数の割には待合客は少ない。利用客がそんなにいないのかと思ったが、便と便の間のインターバルが短くて、客のローテーションが早いから客があまり溜まらない。その上、1便で運べる乗客の数は多くて200人前後だからあたりがごった返すことは少ない。台湾の国内線は中正国際空港から出ている国際線乗り継ぎ便を除くと全てがナロウボディの中小型機なのである
 日本人の利用も多いのか、アナウンスは中国語、英語そして日本語と続く
 あたりの遠東機はMDばかりで少し嫌な予感がする。沖止め機を含めてB757の姿は見えない。沖止めエリアには遠東MDのスペシャルカラー機、会社不明のBN-2が見える。華信のF50、復興のATR機が目の前を横切る。そのたびに人目に隠れてカメラを取り出す。空港は重要施設で、ここも一応軍の施設があるのでカメラ持ってフラフラしているとスパイ容疑でしょっ引かれると聞く。怖い

 ユニエアのMD90。漢字で書くと立栄。エヴァエアの子会社で他にDHC-8-200と300を運航している。現在エヴァエアにいる757はかつてここでオペレートされていた。2001年頃までは英国製高翼4発STOLジェットのBAe146を飛ばしていた。BAe146飛んでたら乗ったろうな

 トランスアジアのA320。漢字だと復興航空
 1951年に台湾初の民間航空会社として発足したが、1958年には航空機事故で運航停止、以降はケータリングサービスなど直接運航に関わらない事業を継続してきた老舗企業
 1988年に30年ぶりに国内線運航事業を再開し以降近距離国際線にも進出している

 続いて、少し長いA321。同社はATR-72も運航している

 マンダリンこと華信航空のフォッカー50。羽田に中華航空が就航していたころはたまにシップチェンジで華信カラーのB747-400やSP、MD-11が飛来していたけど、小型機は台湾から出てこないので真新しいな

 高雄に向けてプッシュバックする同じく華信のフォッカー100。初めてみる機体がたくさんで非常に楽しい。そんなこんなで珍しいもの探しつつロビーをあっちいったりこっちいったりしてたら台湾空軍のF50もビーチも取り損ねてしまった。考えて見たらATRって初めて見たね

 9時少し前、それまで一機も見当たらなかったB757が降りてくる
 時間的には折り返し高雄行111便に符号する8:50アライバルの106便。まもなく、ランディングしたB757は目論見道理うきはの目の前のスポットにスポットイン。つまり、折り返し111便はB757。してやったり
 
台北・松山→高雄:EF111 9:20発 B757-200 B-27001 6F 

 おでこに「01」って書いてある。遠東のB757初号機か??たしか8機位いるはず
 ああ、B757ってB767みたいな跳ね上げタイプのドアじゃないんだね~

 9:10ごろボーディング開始。松山のゲートには自動改札機が無い。係員が手で半券をちぎる。半券も小さいほうが残るのかと思っていたら大きいほうが残った。日本とは逆だ
 国内線ではパスポートの提示が必要と聞いていた。外国人だけパスポートが必要なのかと思っていたが、他の乗客もみなIDを見せていた。写真入のパスを見せるのは当たり前なんだね~
 3-3配置のシートはほぼ満席。搭乗率は非常に高い。うきはが飛びこみで買えたのは(しかも窓側)奇跡に近いような気もしたが、台湾の国内線は日本より遥かに生活に密着しているらしく、まさしくバス感覚でみんな利用している。つまり、みんなうきはみたいにいきあたりばったりで空港に来て空いている直近のフライトを選んでチケットを買っているのだ
 シップの窓は余り綺麗じゃないので撮影には向かないな。インナーペーンは小傷がいっぱいだ
 エンジンはプラット&ホイットニーのようだ。PW2037だな
 オーディオの設備は無し。PSUはストウェージの下についている。デスコールとリーディングライトのみ。A300の初期型のようだ
 9:23 ドアクローズ。9:25 プッシュバック
 スクリーンがついてないのでCAさんがエマーデモをやる。これだけは万国共通だな~。もちろん中国語だから何言ってるか解らんが、デモを見ていると自然と日本語のアナウンスが聞こえてくる・・・
 ランウェイ手前でホールド。華信のF50、遠東のMD・SPカラー機に続いて離陸のようだ。復興のA320スペシャルカラー機が降りてきた
 結局、華信F50離陸→復興A320着陸→遠東MD離陸→華信F100着陸→で、うきはのB757の番。こうしてみる通り、台湾国内線はかなりの高頻度で運航されている。たかだか九州くらいの島国なのに。凄いねぇ
 昨日より天気は良い。というか全然良い。視界が良い。気流も安定している。下界は良く見えるが、うきはのハードディスクには台湾の地形図はインストールされていないのでどこがどこなのか良くわからん。恐らく台湾中央部の山脈の少し西側を飛行しているようだ。大きな湖や川が結構多いね。あ、海が見える・・・・・・新竹縣、苗栗縣、台中、彰華縣、雲林縣、嘉義縣、台南と経由して高雄まで飛んで行く
 レベルフライトに移行してすぐにドリンクサービスが始まる。無難にHOT COFFEEを頂く
 「シュガ~・・・砂糖?」もちろん頂きますよ~・・・この程度の単語しかわからないうきはである
 9:55 ベルトサイン点灯。はやい!!
 レベルフライトは10分から15分くらいだったな~。ってゆうか、ベルトサイン点灯してシップはどんどんディセントしてるのに、CAさん遠東のB757のスケールモデル売り歩いてるぞ!?
 西の海側からフィナルアプローチ中。鉄路局の車両工場が見えた。客車が何両か停まっている
 高雄港を跨いでファイナルアプローチ
 10:10 高雄にランディング
 久々、港龍のA330、ダイナスティのA3R。パシフィックエアラインズと書かれたMD82(?)が二機、ランウェイエンド脇のエプロンにストアされていた。うち一機はノータイトル
 華信のDo228がいる。っていうかドルニエ始めて見た?ひょっとして・・・
 10:19 スポットイン。正味一時間だがフライトは40分位かな~?
<高雄機場>
 到着したのは、何というかいかにも開放的なターミナル。半OPENスポット?
 インターのターミナルはブリッジのついた立派なものだが、ドメスのターミナルはブリッジの代わりに機体サイドまで屋根付きの通路が伸びていて乗客はそこからタラップで乗降する。一種のフィンガータイプのターミナルだけど、フィンガー部分は吹きさらしである。
 高雄は薄曇りだ。降機して取り敢えずバス停に行って見るが、高雄車站行きのバスは行ってしまったようだ。一度ターミナルに戻る。次ぎの華信はF100か・・・・・・・。
 ま、帰れなくなったら洒落ならんし、帰れるうちに帰っとくか。F100だし。ってわけでチケット購入。2000元だから遠東よりちょっと安い。というか、遠東は台湾一高い
 しかし、旅をしていてこんなに英語を使ったのも初めて。というか、日本語通じない上に北京語わからんから英語を使わざるを得ない。とはいえ、英語も満足に扱えるわけではないけどね。ま、要は肝心なところが通じれば良いわけで、キーワードがしっかり伝われば文法は二の次でしょ?後は度胸とはったりでなんとかなるってことね。 

<閑話休題>
台湾国内線航空会社の2レタ-

AE→華信   GE→復興
B7→立栄   EF→遠東

主な台湾国内空港の3レター

松山→TSA   高雄→KHH
馬公→MZG   花蓮→HUN
台東→TTT   金門→KIM
北竿→MFK   屏東→PIF
嘉義→CYI   台南→TNN
台中→TXG          

 高雄はターミナルも田舎の空港だね。国内線には自動改札は普及していないようだ。花蓮行きのF50には「JR」のツアーバッジを付けた団体が乗っていったよ・・・
 例によって歩いてシップサイドへ行く

高雄→台北・松山:AE264 11:30発 フォッカー100 B-12291 4F 

 この機体はエアステアが付いているのにその上から無理やりタラップつけてた
 また右の窓側。ツイてるねぇ
 隣には復興のマスターカードカラー機。あっちが先の出発。行き先は同じ台北松山
 それなりの搭乗率。6~7割??
 この機体もやっぱり窓が傷だらけ。あんまり気にしないお国柄なのかね
 F100もオーディオサービス無し。PSUはストウェージ下。デスコールとリーディングライトのみ。エアコンがんがんでちょっと寒いなぁ・・・
 お!CIのB737だ。‐400かな?-800かな??
 11:33 プッシュバック
 そういえば、遠東にはNo4のシートはなかったけど、華信にはあるんだねぇ
 11:40 離陸
 なんか滑走中からして既に耳が痛いんですけど
 テーブル左に傾いてる。アーレンレンチでイモネジまわしてやりたい
 行きと逆ルートで台北へ向かう。山が見える。ニイタカヤマはどれかにょ~?
 華信は機内誌に平均機齢とか載っていて珍しい。今度はオレンジジュースを頂戴
 ナナメ下方を後ろに向かってダッシュ8が飛んで行く。12:00頃。台中上空カナ?直後にディセント開始
 キャビンクルーは二人。日本では乗客50人に一人の割合で客室乗務員を乗務させる決まりになっているから、109人乗りのフォっカーではちょっと足りないなぁ。台湾は違うのかな?
 着陸前に新幹線の工事区間が見えた
 12:18 SPOT IN。DOOR OPEN
 空軍のC130がちらりと見える。軍用機然とした軍用機はこれきり見れなかった

 松山機場から歩いて中山国中車站へ向かう。中山国中車站は台北捷運(MTR/メトロ)木柵線の終点。1日乗車券を購入。150元でMRTは1日乗り放題

  中山国中→忠孝復興:VAL256型 車番 発時刻不明 「動物園」

 木柵線は自動運転のニュートラム。4両編成で編成中の車両間の移動は不可能。車内はセミクロスシート。台北捷運は駅、車内ともに飲食禁止で、勿論禁煙である
 1996年に開業した台北で最初の捷運路線で、この路線だけがゴムタイヤの新交通システム式だ。フランスのマトラ社製の車両で全長13m、電軌子チョッパ制御だ
<忠孝復興>
 2駅乗って、忠孝復興で下車。忠孝復興はホームと改札コンコースが吹き抜けの明るい駅。板南線に乗り換える

  忠孝復興→台北車站:3137 時刻不明 「新埔」

 こっちは普通の鉄のレールに鉄の車輪が付いた地下鉄。車両は321型ドイツ、シーメンス製のVVVF制御車。1998年から99年にかけて6両編成36本が製造された

  台北車站→台大医院:3120 時刻不明 「南勢角」

 台北中心部のごく狭いエリアを乗り継いでゆく。今度は1駅だけの淡水線だ。車両はさっき乗った321型と同じ

 駅を出てすぐ目の前にある二二八和平公園へ向かう。
<二二八和平公園>
 いったらいったで国立台湾博物館は休館だし・・・。仕方ないので博物館の前に飾ってある台鉄の蒸気機関車を見てから帰る。展示されている二両のうち一両は日本の国鉄、1号機関車の10両のうちのひとつ。創業時に新橋~横浜間を走った機関車ですよ~。
 園内で簡単な昼食を摂った後、淡水線で台北車站へ。

  台大医院→台北車站:3120 時刻不明 「淡水」

 車両は先ほど乗った3120。南勢角まで行って帰ってきたものだね。終点近くに北投という台北近郊では有数な温泉地がある。元々、この淡水線は台湾鉄路管理局が地上に線路を敷いて運行していたが、1997年に地下鉄化され運営会社が変更になっている
<台北車站>
 ここからは台湾鉄路局の列車に乗ろうと思う。時刻表を確認すると、直近の列車は新竹行きの「電車」であることが解った。これをチェックした上で自動券売機で切符を購入する。そうしないと、自分の乗る列車の料金がわからないからである
 台鉄の列車は種別によって料金が細かく設定されており、いちいち確認しないと切符の購入もままならない。ちょっとめんどくさいなぁ。日本のように乗車券+優等列車種別毎の追加料金というふうにしてくれれば良い(日本統治下の戦中はそうだったらしいの)に。しかも!自販機は紙幣が使えないときた・・・・・・はぁ、使い勝手が悪い
 2003年現在の台湾鉄路管理局の列車種別は速度が速い順に、特急に相当する「自強号」、急行に相当する「莒光号」、準急に相当する「復興号」、これ以下は普通列車に相当する冷房付きディーゼルの「冷気柴客」、冷房付き電車の「通勤電車」、非冷房の客車やディーゼル車で運行される最下等種別の「普通車」からなる。運賃がまた細かに設定されておりいちいち煩雑なので割愛するが、先述の通り乗りたい種別に対応する運賃の切符を用意する必要がある
 台北近郊は概ね電化されており、近距離列車はほぼ電車が使用されているので面白味は薄いかもしれない
 地下のホームに降りる。台湾ではプラットホームのことを「月台」という。日本と違うのは線路毎の「~番線」ではなく、「~月台A」もしくは「B」と言うようにホーム基準で考えているところ

  台北→鶯歌:EP402 14:16 通勤電車「新竹」

 やってきた電車は南アフリカのユニオン・キャリッジ・アンド・ワゴン社製の2扉ロングシート車である。台湾で南ア製の電車が採用される経緯ってのが不思議な感じがするが、電化後最初の自強号(特急)用電車がイギリスのゼネラル・エレクトリック・カンパニー製だったので、イギリスと縁の深い南アの電車が採用されるのは不思議ではない・・・・・・か?
 台北近郊の殺人ラッシュ緩和、客車列車を置き換えるために1990年から4両編成12本、48両が登場した。通勤車としては初の冷房付きで台湾にとっては画期的な電車だったが、見た目や設備的には日本の電車と変わらない。驚くべきは1990年に登場したにも関わらず、吊り掛け駆動なことだ

 台北から萬華を経て板橋までは地下を走る。板橋の先でやっと地上に出る
<鶯歌>
 30分ほどで鶯歌(インガー)に到着。台北から45元
 台湾陸軍のUH-1イロコイが飛んでた・・・・・・

 側線には貨車が何本か入っていて、うち1本はフラットカーに軍用のジープが大量に載っていた

 スイッチャー。入換機ってのは万国共通でこんな形なのだろうか

 車掌室つき有蓋車。いわゆる「ワフ」日本ではほぼ絶滅した種の車輌だ

 ぽつねんと件のワフが停まっている
 鶯歌は優等列車が余り停まらないらしく、台北方面の列車もしばらくない様なので次の桃園まで行って、そこから折り返すことにした

  鶯歌→桃園:45EM554 15:05 通勤電車「新竹」

 インバーター制御ながら吊り掛け駆動のEMU500形。EMU400に次いで導入された電車で1995年から97年にかけて4連86本、344両も増備された。車体は韓国、大宇重工製で電装品はドイツのシーメンスだ。EMU400に似ているが客用扉は3ドアになり更なる混雑緩和ラッシュ対策がなされた。車内はロングシート
<桃園>
 桃園までは15元

 桃園着。1駅なので直ぐ。奥の貨車は「水泥(ショイニー)」と書いてあるのでセメント貨車だ。丸い日本のセメント貨車とは異なり角型だ

 さっき乗ったのと同系のEMU400がやってきた。小さな側窓や低床ホームに対応するドアなどどこか大陸的デザイン
 桃園は結構大きな街。駅前広場も活気があってロータリーの脇にはデパートもある。丁度良い時間に自強号が走ってくるので切符を買って待機する。台北まで66元。見ていると、定期券だけが自動改札機を通れるみたいだ
 台鉄は貨物の需要も結構あるみたいで、アメリカ型のDLがせわしなく動き回って貨車の入れ替えをしていた。なにより、日本では見られなくなった緩急車が生きているのが嬉しいね。客レも結構走っている。というか、オープンデッキだよ。ドア開いたままだよ。凄いなぁ・・・
 電車の写真を撮っていたら、カメラ好きのおじいさんに声を掛けられた。日本語が出来る方で、なんかほっとするね~。「日月潭には行ったか?」と聞かれた。もちろん行ってないのでそう答えたら残念そうだった。良いところなんだろうね~。日月潭は台中から東へ入った山の中に存在する台湾で最も大きな湖である

  桃園→台北:50EP113 15:55発 自強

 15:55発の自強号は10分位遅れてやってきた。車輌は50EP113。JR東日本の400系とE3系をたして東武スペーシアをかけて、近鉄アーバンライナーで割ったような・・・・ようはなんだか良くわからんけど、流線型のかっこいいやつじゃなくて、ボロイ、しかも手動ドアくさい電車がやってきた。新型に乗れないのは残念だが、これはこれでおいしいのかもしれないな・・・
 EMU100は1977年に5両13編成が製造された最初の自強号用電車だ。1M4Tの5両編成でこれを2ないし3編成連結して運行される。駆動装置は吊り掛け駆動でこんななりでも120キロ走行でき、1979年の運行開始では台北~高雄間を最速4時間10分で駆け抜けたそうだ
 一番後ろの1号車25番、右の窓側に座る
 そういや、MRTは右側通行だけど、台鉄は左側通行だ。線路の軌間も1086mmだし。日本の鉄道システムに似てるね。半分は日本製の車両だし。樹林で見たディーゼルカーは明らかに近畿車輛製のマスクだった。近鉄8000系にそっくり。樹林では1本前の「電車」を追い越し。台湾で初めて列車の退避を見た
 件のおじいちゃんは板橋で降りて行った。もう、会う事は無いと思うけど、再見!!

 台北で自強号を下車し、再び捷運に

  台北→昆陽:C321?341? 車番時刻不明 「昆陽」

 板南線で終点の昆陽へ乗ってきた電車にそのまま乗りつづけ、一駅手前の後山埤へ

  昆陽→後山埤:C321?341? 車番時刻不明 

 ここから台鉄の松山車站へ歩いて行けるようなので、行って見る。どうやったら着けるのかは良くわからんが・・・・・・手掛かりは大味なガイドブック「るるぶ」の地図だけだ
 街をさまよい。20分ほど歩いて夕暮れの松山車站に辿りついた。上手い具合に5分後くらいに台北方面行きの列車がある。

  松山→台北:FPK10504 17:44発 莒光「高雄」

 高雄行き急行列車だ。EL牽引の客車列車。長い編成の中ほど、FPK10504という車両に座る。車内は夕方のラッシュ時なのに空いている。ちなみに松山から台北へは一駅で18元であった。しかし客レに乗るのも久しぶりだな~
 発車するとすぐに地下に潜り、そのまま地下線を走り続けて台北へ

  台北車站→国父記念館:C321?341? 車番時刻不明 「昆陽」

 再び板南線の電車で国父記念館車站へ。国父記念館車站からホテルまでは歩いて15分くらいかな??


<2/26>

 朝、早起きして松山機場に撮影に行こうかと思っていたが、起きたら9時だった。出発は10時半頃なのであきらめて飯を食いに行く。出発まで少し時間があるので、コンビニに行ってちょびっツと頭文字Dを買う。自分的土産
 昨日、一昨日から気になっていたトヨタの「ALTIS」という車。タクシーに多いんだけど、これはカローラの一種だ
 コンビニには「OPTION」の台湾版が売っていた。ダートを走るランエボの写真とか載っていて、ある程度はモータースポーツも認知されているようだ。でも、ランエボなんか一度も見なかったけどなぁ・・・MX-6はこれでもかってくらい見た。でも、RX-7は見てない。というかロータリーは一台も見なかったなぁ。台湾でクーペっていったら、MX-6かシビッククーペだね。わっ!!インサイトだ。日本ですら滅多に走っていないのに・・・

 ほら、MX-6走ってるでしょう?
 土産屋寄ってパイナップルケーキとウーロン茶を購入。
 あっ!ランエボだ。でもエンブレムないなぁ。バンパーだけランエボで車体はMXとかの「仕様」車かな?スマートもちょくちょく見かける

 空港に向けて出発。街角の写真も一枚くらいは撮っておこうよ

 有名な高級ホテル、圓山大飯店。台北市街北側の丘の上に建つのでとっても目立つ
 高速の料金所では女性が料金の収受をしている。しかも若い!!金髪のねーちゃん。恐らく学生さんのバイト。みんな口元にマスクしてるけど、なんでかなぁと思ったら、ああ、排ガス対策ね。なんのことはない

 行きに気になっていたA300を再確認。よくみたらエンジン入ってないな、これ。元中華航空機かな?
 BRのMD11の尻尾がちょこっと見えた。中正での初モノはCIのA340くらいか
 ターミナルは色付きガラスで撮影には適さない。むちゃくちゃ天気良いのになぁ。滑走路の向こう側は空軍の桃園基地でF5Eなんぞがいるのだが、さっぱり見えないね。結局、F5もミラージュ2000もIDFも見れなかったなぁ。ああ、BRのB757がいるのに撮影できない・・・・・・

台北・中正→東京・成田:EL2104 14:55発 B767-300ER JA605A 43D 

 行きと全く同じシップ。後方のど真ん中の席なので身動きできない。サイアク。行きよりも1時間程度フライトタイムが短いのがせめてもの救いかな?ちなみに、このフライトでうきはのフライト回数はトータル40回となった