濃尾河内紀行


<2021/7/29>

 いろいろ煮え切らなかったが、手配した切符などもあったので出掛ける事にした
 仕事終わりで電車に飛び乗り、新宿経由で東京駅へ。今回のスタートは東海道新幹線だ

 東京駅から新幹線乗るの久し振りだな。最近は小田原とか新横浜が多かった

  東京→名古屋:785−1601 10:39発 9323A のぞみ323号「新大阪」 12号車13E 普通車指定席

 1000番台のトップナンバーだ

 10時半発なら悪い時間じゃないんだけど、空いてる車内。もともと臨時列車だしね
 
 今日は牛めし松阪をチョイス

 静岡付近大雨で新幹線も遅れているなんて情報出ていたけど、現在時点では解消して大丈夫そうだ。夜から朝にかけて大雨で運転見合せとかしてたらしい。とくに掛川あたりは酷かったようだ
<豊橋〜三河安城>

 あれは滅茶苦茶降っているね

 名鉄電車が見えてきた。まもなく名古屋だ

  名古屋→中村区役所:6807 12:18発 「中村区役所」

 予定より一本早いのに乗れた。1分少々遅れていた。新幹線の名古屋到着は16分だから、普通は乗れない。じゃぁ、遅れていたからといって3分連絡で乗れるのかといえば・・・・・・階段に近い位置の号車に乗っていて、おおよその名古屋駅の構造を理解していたから・・・・・・・といえよう

<中村区役所>
 
 名古屋から1駅で終点なので乗って2分で下車。まずは西側の終端へ
 桜通線は初めてなので、この6000形も初めて乗る。延伸開業したのが2000年も過ぎてからなので新しい地下鉄に思えるが、第1期開業が1980年代末頃なので、この電車も1987年から走り始めている
 全体像は舞鶴線の3050形と酷似しているが、桜通線は島式ホームなので視認性を高めるため運転台が右側に設置されているのが特徴

  中村区役所→徳重:6706 12:24発 「徳重」

 目の前に停まっていた電車に乗り込む
 桜通線は市営地下鉄では一番後発組み。1989年に1期の中村区役所から今池間が開業してから順次延伸されて、2011年の野並〜徳重間が開業したことで全線開業。名古屋市営地下鉄が今の形になった。元々は名古屋中心部を東西に横切り、混雑の激しい東山線のバイパス路線として整備された
 その東山線とは名古屋と今池で繋がっており、南北に400mほど離れた形で併走している
 地下を走っているからいまいち判らないが、今池からは今度は南に進み、名城線と交差する新瑞橋から東へと進んで徳重に至る
<徳重>

 徳重まで一気に乗って桜通線全線完乗。中村区役所から40分弱かかった
 桜通線は両終端とも先への延伸計画があるが、現状計画が進んでいる様子は無いので、名古屋市営地下鉄も今後しばらくは今の路線規模だろうな
 東山線は東端がリニモに繋がったし、鶴舞線は両端が名鉄に繋がっている。名城線は環状線だし、名港線はこれ以上先に延ばしても海があるだけだw一番延伸の可能性が高いのがこの桜通線だが、少子高齢化も進んでいるし、建設費をペイするほどの集客も見込めないのだろう。そういえば、名古屋市営地下鉄にはもう一つ、上飯田線という1駅区間だけの路線もあったな・・・・・・この路線も桜通線高岳、東山線新栄町への延伸計画があるが実現の可能性は桜通線の延伸よりも少なそうだ。むしろ、森下辺りから名鉄瀬戸線に乗り入れて栄町へ直通したほうが面白そうだな

 この電車、妻面に表示器が付いてるんだな。おもしろいな

  徳重→桜本町:6309 13:05発 「中村区役所」

 中村区役所も徳重も到着した列車が引き上げて次の列車になるし、次の折り返し列車は既にホームに据え付けられているので同じ編成に乗ることが無いのが良いな
 それにしても、未乗線区とはいえ全く外も見えないしつまらない・・・・・・

 桜本町で刹那に降りた。名鉄と「一応」乗換が出来るんだ。駅が繋がっているわけではなく、地上を徒歩連絡だけど
 予定では新瑞橋で名城線に乗るつもりだったが、もうずっと暗闇の中とか我慢できぬ
 炎天下の中を数分歩いて、
 
 名鉄名古屋本線の都心近くにあるとは思えないほどローカルな桜駅に到着
 10数分に1本各駅停車が来るだけの小さな駅。駅舎、とはいえ無いような小さな駅が金山方にある。今は跨線橋で上下線が結ばれているが、昔はきっと構内踏切だったんだろうなっていう規模と構造の駅

 対面式狭いのホームが2本あるだけ。金山から数えてたった4つ目の駅でこれだ。パノラマスーパーもわき目も振らずに突っ走って行くよ

  桜→金山:3160 13:32発 普通「犬山」

 やってきたのは2両の3150系電車。さすがに都心に向かうローカルが2連では混みあっているね
 東岡崎からここへ来るまでに既に1時間かかっているが、終点の犬山まで更に1時間かけてのんびり走る

 金山に到着した3160

  金山→平安通:2127 13:45発 「左回り」

 金山から元のとおり、地下鉄乗り潰しに戻る。当初予定では新瑞橋から名城線で金山まで来て、金山また新瑞橋経由で平安通まで行くものだった
 名鉄に浮気したが予定していた電車よりも、更に1本前の電車に乗れた。予定では1分の乗継時間しかなかったので難しい乗継だった。余裕をみて次の55分発で行程を組んだが45分発に乗れた
 混み合っていたが、都心から離れていくルートなので直ぐにドア横の座席にありつけた
 金山から平安通に行くなら右回り、つまり上前津、栄方面行に乗って行けば20分で到達する。しかし、この左回り電車は新瑞橋、八事、大曽根と遠回りをして倍の40分かけて平安通に向かう。普通に平安通に用事がある客なら乗り間違えたと思われるだろう。そりゃそうだ。でも僕はこっちの遠回り電車に乗らなければならない・・・・・・
 土地勘も乏しいので、どの辺りを走っているのか、地上はどんな風景のところなのか、まったくわからないまま、ナゴヤドーム前矢田
 次は大曽根。その次は平安通・・・・・・先が見えて来たな
<平安通>
 
 平安通まで乗って名城線も全線完乗。名古屋市営地下鉄もこれで全線完乗だ
 日本には札幌から福岡まで、13都市、15事業者(地下鉄協会分類による)が地下鉄を運営しているが、これで全ての地下鉄路線に乗車したことになる。だんだん、未乗線区が無くなってゆく。ちょっと寂しいね

  平安通→大曽根:2136 14:29発 「大曽根」

 全線乗ったけど、この先の行程上まだ名城線に乗らねばならぬ。一駅大曽根まで戻る
 
 大曽根に到着。乗ってきた2136
<大曽根>

 大曽根からはこれ。バスに乗るよ
 バスだけど「駅」、そして高架駅?

 エスカレーター乗ってたら突然やってきたEF64重連のタンク列車。南松本10時37分発の稲沢行8084レのようだ。よく落合川で撮影するやつだな。油断してたw

 大曽根駅。バスの駅・・・・・・ではない。これでも軌道法で運行される鉄道の駅。車両がタイヤで走っているだけ

 日本で唯一運行されている、ガイドウェイバス。ゆとりーとラインに乗ってみようと思う

 さっき到着した大曽根行のバスは一旦駅東側の留置場兼折り返し場で停止中。見た目は普通の大型路線バスだが、良く見るとタイヤの前後に小さなローラーがついている。これがこのバスの真骨頂ともいうべき「ガイドローラー」でこれを用いて「手放しで」高架路線を高速走行できるのがこのガイドウェイバスの全てだ
 バスは概ね10分毎に出ているが、高蔵寺まで直通するのは30分に1本。途中の中志段味行を2本見送って乗車列に並ぶ

  大曽根→高蔵寺:G-38 15:00発 ゆとりーとらいん「高蔵寺」

 先に述べたように、ガイドウェイ部分は手放しで走行できる。大曽根から専用高架橋が続く小幡緑地までは、法規上は鉄道の一種で、軌道法で運行される。このため、ここを走るバスは鉄道車両に分類されGB-2110という形式が与えられている。また運転手は大型2種自動車運転免許のほかに、鉄道の動力車操縦者免許(無軌条電車)を保有している
 「列車」は大勢の乗客を乗せて大曽根駅を発車。直ぐに90度カーブして直線高架路を一気に加速。なるほど、普通の路線バスの速度域ではないな
 ナゴヤドーム前矢田、砂田橋までは地下に名城線が、地上に市営の路線バスが、そして高架にはガイドウェイバスが走るトリプルトラック。砂田橋から北へ向かい、守山、小幡へと進む。高架でもかなり高い位置に作られているので眺めは頗る良い。これで空いていたらあちこち眺められるのだが、15時という時間ながら車内は立ち客が出るほどの混雑であまり大げさに写真も撮れない

 丘陵地帯に入ってきて
<小幡緑地>

 およそ15分で小幡緑地に到着。半数が下車して車内に空間が出来た。ここまでは高架橋で道路交通に邪魔されないので定時運行がし易い。ゆえに利用客も多いのだろう
 直ぐ南側に同じ名前の緑地公園が広がっている。南側を併走している名鉄瀬戸線に小幡駅があるが、同じ小幡を冠していても小幡緑地と小幡との間は2キロほど離れている

 緑地の縁を巻く様にスロープがあり地上へと降りてくる。目の前のループ路は小幡緑地折り返し用のほか、近くに設けられた事業所への入庫にも使われるのだろうな

 ここから一般道。信号待ち中にスロープと遠く小幡緑地駅を見る。正面に見えているのが転回路
 小幡緑地からは一般道を走る普通の路線バス。愛知岐阜県道15号名古屋多治見線を東へ向かう
<中志段味>

 「なかしだみ」と読む。読み方を知らないと絶対判らないやつだなwここで大半の「列車」が折り返す。旅客需要としてはここが折り返し点なんだろう
 中志段味と言えばこのときに近所の諏訪神社に来て以来だな。まさか10年以上経ってからまた来るとは思わなかったよね。まぁ、今回は通り過ぎただけなんだけどさ
 諏訪神社はこのバス停からもう少し先へ行ったところ

 ほぼ定刻に高蔵寺に到着したガイドウェイバス。交通渋滞なんかも危惧したけど混みそうなところが専用軌道で一般道路も片側2車線で快適に進むので定時性は確保されているんだな。予定していた快速電車に乗れそうだ
 なお、大曽根から高蔵寺までは時刻表上で42分かかることになっている。中央本線の電車なら20分くらいで到着するので、もちろん始発から終点まで乗り通したのなんかうきは1人きりだ

  高蔵寺→多治見:クモハ211−5022 15:50発 2731M 快速「中津川」

 中津川行きの快速電車は4両編成だった。通学生の帰宅時間帯に入っているのでもう2両は欲しい
 快速電車は途中の定光寺、古虎渓に停まらずに多治見までノンストップですっ飛ばす。風光明媚な庄内川/土岐川の渓谷美も長大トンネルで突き抜けてしまうので、ドア横に立っていてもさして苦ではない
<高蔵寺>
 
 多治見に到着した2731M、クモハ211ー5022

 貨物ホームではEF64 1005が荷役中であった。1005は根岸や立川や落合川で撮ってるな。遭遇率の高いカマだ

 美濃太田から640Cとして多治見に到着したキハ75 3306。折り返し乗車列車の641Cで今度は高山本線に乗り入れて岐阜まで行く。到着直後なのでまだ幕は多治見のままだ

  多治見→美濃太田:キハ75-3306 16:21発 641C 普通「岐阜」

 昔から高山本線に乗り入れて岐阜まで行く列車は何本もあったが、主要ルートではないので「太多線美濃太田回りの岐阜行きです」と注意喚起していた
 16時20分発の中央本線快速に乗ると名古屋回りなら17時19分に岐阜に着く。太多線回りのこの列車の岐阜到着は17時32分だ。多治見を出てを出て最初の小泉で4分、美濃太田で7分停まるが、単線の普通列車にしては健闘している数字だと思う
<姫>

 日本有数のかわいい駅名。かつて存在した姫治村から取った名前だと思うが、なぜここが姫治を名乗るようになったかはもっと古い時代に遡って調べないと確かなことは言えないな。現在は多治見市の一部だが、町名は姫町である
<可児〜美濃川合>

 満々と水を湛えた木曽川を渡る
<美濃太田>
 
 列車は岐阜まで直通するのは先に述べたとおりだが、ここ美濃太田で下車する
 隣のホームには高山行の特急ワイドビューひだ15号が停車中だ
 
 ここで降りた理由はこれだ。ここからは特急に乗るからだ

 ちょっと遅れて高山からのワイドビューひだ16号/36号が入線してきた

 大阪行ひだで西へ!

  美濃太田→大阪:キハ85−1105 17:17発 36D 特急ワイドビューひだ36号「大阪」 3号車1D 普通車指定席

 途中の岐阜までは16号名古屋行の4両編成と併結して運転

 3号車は自分含めて2人だけ。前面展望は自由席なので、ここは諦めて3号車の1番後ろに席を指定した。岐阜で分割してからは一番後ろだし、岐阜でちょっと思惑もある
<坂祝〜鵜沼>

 降ってきたな

 分割のために早めに通り抜けが出来なくなりそうなので、可能なうちに連結部の写真を撮影しておく。全体的に空いているけど、名古屋編成の方がやはり乗車率は高そうだな

 ひだのヘッドマーク。キハ85はJRとしてはかなり古い部類の特急車なので、まだ大型の方向幕タイプのヘッドマークが設置されている。非貫通の方は小さなヘッドサインだが、貫通型だと大きくて立派
 現在JR東海はひだ、南紀で使用しているキハ85の後継にハイブリッド気動車のHC85型を先行試作、試運転を行っているが、どう見てもヘッドマークが表示されるようなスペースは見受けられない。在ったとしても、間違いなくLED表示になるだろうから、こうしたサインを見られるのもあと僅かかもしれないね
 あと、今気付いたけど、サインの左下、ぶつけた跡があるねw

 夕立!!めっちゃ降ってきたな
<岐阜>

 到着するやいなや分割作業が始まった。作業員2名が乗り込んで36号側、16号側それぞに作業を進めてゆく

 幌が外され格納され、貫通扉ドアが閉められ、厳重にロックされた

 一旦ドアが閉まってちょっと前に進んで、もう一度客扱いのためドアが開く。その間に名古屋行16号が出発していった

 ここからは単独3両編成で東海道本線上を西へ進む
 岐阜でも大垣でも乗降は無く、列車は関ヶ原目指して高度を取ってゆく

 右に赤坂支線の荒尾駅を見るとまもなく本線から右へと分かれる。左の車窓には関が原から降りてくる上り本線。列車は勾配緩和線である新垂井線へと入ってゆく

 単線の新垂井線を快調に加速してゆく。新型の電車特急はもちろんだが、キハ85でも従来線の走行には支障は無いが、優等列車は速度制限の緩い新垂井線を基本的に走行する

 トンネル

 新幹線が遠くに見える。手前にはまもなく合流する従来線
<柏原〜

 久しぶりにこの辺列車で走るな
<米原>

 近江鉄道の電車が見える
<彦根>
 近江鉄道も世代交代が少し進んで、西武の新しい電車、101N系の姿が目立つようになったな。研修庫の中には機関車代用のモハ220が1両停まっていた。まだ走れる状態にあるんだな
<京都>

 すっかり日も暮れた京都に到着

 美濃太田で既に乗車していたおばさんは京都で下車した。京都からは1人きりだ

 誰も居ない車内で終着駅が近付いてくると名残惜しいというか、ちょっと寂しく悲しい気持ちになってくるよね・・・・・・
<大阪>

 終点大阪に到着。自由席はどれくらい乗ってたんだろう・・・・・・

 大阪環状線ホームからキハ85を撮影する。しなのの大阪乗り入れが廃止されたので、大阪駅で見られる唯一のJR東海車両になってしまった。しかし、この乗車率だといつまで走るかもわからないな・・・・・・まぁ、だから乗っておきたかったんだけど

<閑話休題・大阪⇔高山本線むかしのむかし>

 大阪発着ワイドビューひだの直接の先代はこの急行たかやま。1995年ころ大垣駅で撮影
 キハ58系列で通常時は専用塗色化された京都総合運転所所属の6000番台4両編成で運行されていた。当時としても珍しく、キロ28を編成中に1両連結。岡山から鳥取を結んでいた急行砂丘が半室グリーンのキロハ28だったのに対して、こちらは正統派の全室グリーンだった
 車両は90年から91年にかけてリクライニングシート化されるなどアコモ改善されており、これに伴って6000番台を名乗るようになっていた
 運行開始は1958年ごろに大阪〜下呂・高山間を結んだ不定期準急のくろゆり、乗鞍が最初で、これらは1968年に定期急行化されて、くろゆりと名乗るようになった。71年にはたかやまを名乗るようになり、78年には運転区間が飛騨古川まで延長され廃止時までの運行形態がこれで確立された

 飛騨の山奥。特徴的な家屋、温泉。そんなデザインのヘッドマーク。これは最後尾のキハ58 6002に掲げられていたもの
 この頃の停車駅は大阪・新大阪・京都・大津・石山・草津・近江八幡・彦根・米原・大垣・岐阜・鵜沼・美濃太田・白川口・飛騨金山・下呂・飛騨萩原・飛騨小坂・久々野・高山・飛騨古川
 80年代には新大阪に停車していなかったり、関が原に臨時停車したりしているが、概ねこの感じで推移していたようだ。この形態で1999年まで運行され、同年12月に特急に格上げされて消滅した
 たかやまの運転終了に伴い、大阪駅から定期の昼行急行が消え、特急化されることにより高山本線方面への速達化が図られたが、列車は岐阜で名古屋発着列車と分割併合を行うようになり、名古屋編成にグリーン車が組み込まれていることから、大阪編成からグリーン車が消えた

<閑話休題・終わり>

  大阪→京橋:クモハ221−19 19:56発 2443Y 普通「天王寺」

 関西本線奈良からやってきた列車


 今夜は京橋駅に直結のホテル京阪 京橋グランデに宿泊

 部屋にイン!

 夜景が綺麗!夜間オートモードで撮影したらやけにビルが白く写ってしまったな。あの真っ白いビルはリバーカントリーガーデン京橋
 9階の部屋なのだが、電車は殆ど見えないな・・・・・・伊丹に降りる定期便も21時目前だからもう終わっちゃったな・・・・・・


<7/30>


 おはようございます。やっぱり景色は余り良くないなw

<京橋>
 目の前の京阪京橋駅で定点観測

 普通淀屋橋行1503。元々は釣り掛け駆動の700を更新した1000。更に車体更新して1500台を名乗るようになった

 となりの急行線ホームには1501。1000系のトップナンバー編成

 準急の2451。2400系のトップナンバー編成だな。2000系、2200系に続くモノコックボディの通勤車で、関西では初めて通勤車としては冷房装置を搭載した電車
 2021年2月に2452Fが本形式初の廃車となったので、今後緩やかに淘汰されてゆきそう

 淀屋橋行き準急の13025。青い3000系ベースのロングシート通勤車。2012年にデビューして2000系列、5000系を置き換えている。現在京阪では最多勢力を誇る形式だ。今後はこの顔の電車が増えるんだろうね

 こっちは最古参の2200系2216F。7連7本にまで減ってきている

 8000系を使用したライナー。関西系私鉄では数少ない有料通勤ライナー。300円から380円で利用できる。近距離が300円、遠距離が380円という按配。プレミアムカー導入と併せて2017年の8月に設定された

 さて、時刻は8時49分。まもなく4号線に列車接近のアナウンスが流れ始めた。中之島行普通列車の接近案内だ

 8時50分発萱島からの普通列車が到着。狙い通りの5000系、5551Fだった

  京橋→中之島:5551 8:50発 普通「中之島」

 ちゃんと5000来たな。運用固定かな。数日前からいろいろ調べた結果。この列車への充当が一番確率高かったが、目論みどおりにやってきたな
 そうゆうわけで、帰京まで大阪での数時間を考えあぐねていたが、この5000系さよなら乗車に費やすことにした
<中之島>

 中之島に到着。折り返しは区間準急萱島行に充当される。萱島と中之島を往復する運用に就くようだ

 最後の1本になってしまった5000系。さよならヘッドマークが掲出されている。1月末には5ドア運用が消滅し、列車そのものも6月一杯で引退の予定だったが、代替車の導入が順延されたので9月まで運行が継続されることとなった

 5551の車内を
 
 3ドアでは締切になるドアも裏表で撮影しておこう。なお、中之島まではわざわざこの部分に座ってみた
 関東に住んでいるので京阪に乗る機会はもちろん少ない。京都に出掛けると奈良線から京阪、またその逆の乗り継ぎで京都中心部にアクセスするパターンが多いのだが、その際にエンカウントする事が多くて、5000系そのものには結構乗車機会があった
 それでも、5ドア運用で乗車した経験はないので、朝方ラッシュ時だけの結構限られた運用だったんだろうな。夕方ラッシュ大阪方で乗ったことがあるが、あれは3ドアだったな

  中之島→渡辺橋:6609 9:03発 区間急行「枚方市」

 一駅、渡辺橋まで戻って、地下鉄に乗換。10年以上前、中之島線開業時にこのルートの乗換をしたが、随分京阪側も地下鉄側も通路や店舗が綺麗になったな

○ 肥後橋→西梅田:23620 9:18 「西梅田」

<西梅田>
 
 西梅田まで乗った23620

 阪急梅田まで向かう道すがら、阪神梅田の目の前を通ったら刹那にそのまま阪神改札を通っていた。青胴車に乗りたくなった

  梅田→野田:5704 9:23発 普通「高速神戸」

 5700初めて乗ったな。新型だが、とりあえずこれで少し進んで様子を見てみる
 途中で5000とすれ違った。次の各駅停車が5000だな
<野田>

 野田まで乗車の5704
 梅田行が5000ならそれで帰ろうと思ったが、梅田行は5700だったので、さっき見かけた次の高速神戸行を待つことに

 狙い通りにやってきたのは5000系トップナンバー編成。梅田方が5001

  野田→姫島:5004 9:41発 普通「高速神戸」

 あまり待ちぼうけせずに5000系にありつけた
<姫島>

 ちょこっと乗って降りたこと無い姫島で下車。5000系に乗るという目的は果たしたので、ここから梅田に戻る

 高架の緩くカーブした駅

 通過する急行西宮行。神戸方先頭は阪神顔の8502だった。シャッタースピード遅すぎて止まってないけどw

  姫島→梅田:5712 9:49発 普通「梅田」

<阪神梅田>

 梅田まで乗車した5712

 山陽直通の特急だが姫路まで行かないやつもあるんだな。須磨浦公園行。5702は元5004で2018年にリニューアルされ改番されている。リニューアルによってクロスシートは中間の2両だけになり、両端2両ずつ4両はロングシートとなった。新型の6000系に準じた仕様に近付いたということかな

 こじんまりしているが、5面4線の阪神梅田も関東にはないターミナル駅の風情があるね

 梅田大阪地下街を練り歩いて阪急梅田に到着。大体いつも適当に歩いてもそれなりの時間で目的の梅田駅なり大阪駅なりに辿りつけるんだから、我ながら大したもんだと思う
<阪急梅田>

 阪急梅田に来ると必ず並びの写真撮るよね

 乗車したのはこの5121。ちょうど飾り気無い阪急顔の電車が来たので乗車することにした。能勢電に譲渡されたりして、現在は8連4本にまで勢力を縮小している。他に伊丹線用の4連2本が在籍しているが、今後も淘汰の対象になってゆくであろう形式か

  梅田→蛍池:5121 10:10発 急行「宝塚」


<蛍池>
 
 阪急沿線コウペンちゃんコラボキャンペーンなるものを7月4日からやっているそうだ。蛍池も階段のラッピングや撮影コーナーが出来ていた。7月28日からはスタンプラリーを実施していて、蛍池もスタンプ設置駅。ファンがたくさん来ていた


  蛍池→大阪空港:2113 10:36発 「大阪空港」



 モノレールから南側の小型機駐機エプロンこんなに眺め良かったっけ???

 大阪空港に着いた2113

 いつもの構図
 お土産買い込み宅配して出発ロビーへ

 ダイハツの新型タントと洋ちゃん
 ダイハツは本社とそれに付随する工場が池田にあるので、伊丹にはもっとも縁のある自動車メーカーだろうな。例えば広島空港だとマツダ車の展示スペースがあるし、縁在るんだかわからんけど、羽田の第2ターミナルにはメルセデスの展示スペースがある。海外でも空港で車の展示しているところが多いので、空港は一種の自動車展示場なんだな。まぁ、たくさんのいろんな世代の人が行き交うからな

 搭乗するシップが東京から到着した。B787−8、JA835Aだ。787は昨年の広島便以来だな。純国際線機は初めてだ。国際線仕様の初号機、2号機が導入当初国内線に暫定投入されていた頃は何度か乗ったけども

 大阪・伊丹→東京・羽田:NH024 12:00発 B787−8 JA835A 6Aプレミアムクラス


 せっかく国際線機なのでプレミアムクラスにしてみた。国内線仕様機の12席に比べて42席と4倍近い設定なので、特典航空券でもプレミアムを取り易い。特典航空券だとアップグレードは2日前からしか出来なので、人気路線はなかなかチョイス出来ないんだよね。特に窓側とかは難しい

 今回は難なくプレミアムゲット。国際線ではビジネスクラスとして提供される座席だけど、240席仕様の近距離タイプだから国内線のシートと大差ないな・・・・・・
 でも国際線機だからパーソナルモニターは付いている

 6列目なので窓側とはいえ、真横にはエンジンが見える。B787もそういうのかは知らないけど、L2ドアの後ろ、Bゾーンに位置している

 プレミアムクラスには若干の空席を残して出発
 いつもどおり北に向かってテイクオフ

 伊丹空港が良く見える

 今日は雲が多いな。地上はあまり見えない

 お昼ぴったり発の便なので昼食が出る

 ANAのプレミアムクラス機内食は和食が多くて良いね♪

 房総半島が近付いてきた。半島の上にだけ雲があるように見える。海上との温度差とか気流の問題とかあるのかな

 急に使用滑走路が変更になったそうで、到着に時間がかかる旨アナウンスが流れる。北風で34ってことはなさそうだし22アプローチに変わったか?
 
 雲の谷間。そして雨

 ゲートブリッジが見えてきた。やはり22アプローチだな

 予想通りランウェイ22にタッチダウン

 駐機場にはエンジン問題で飛べなくなったB777が停まっている。このスターウォーズスペシャルマーキングもしばらく飛んでいない
 プレミアムクラスなので降機も早い

 ついでに写真撮っておこう。A321−200neo、JA140A

 これは初めて乗ったA320−200neo、JA212Aだな

 ちょっと前まで国内線ではB767ばかり飛んでたのに、いつのまにか殆ど見かけなくなった。その上、いまはERしかいない。これもB767−300ER、JA610A

<おまけ>

 今日も帰りに新宿ネコチャン